第四百八十八話 最初の戦い〜戦いの時はサンドイッチ〜その十
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「これからはこちらでね」
「私達と一緒に戦ってくれますか」
「そうさせてもらうよ」
「わかりました、それじゃあ」
「一緒に戦おうね」
「これから」
「飯も医療品も準備出来るな」
ディケイドはこのことを問うた。
「そうだな」
「今こちらに運んでもらっています」
ペコリーヌが笑顔で答えた。
「それも沢山」
「それならいい」
「食べるものがないとですね」
「そうだ、医療品もな」
「満足に戦えないですね」
「長い戦いになる」
怪人達との戦いはというのだ。
「少なくとも一日分はな」
「だからですね」
「食うものに飲むものにな」
それにというのだ。
「医療品はだ」
「必要ですね」
「戦っていると腹も減るし喉も渇く」
「怪我もしますね」
「だからだ」
「そうしたものもですね」
「必要だ、では休憩も入れながら」
「そうしてですね」
「戦うぞ」
「わかりました」
ペコリーヌも頷いた、そうしてだった。
戦士達は戦闘に入った、デストロンの怪人はそれぞれの能力を前面に出して攻めてくるがその攻撃は。
今のペコリーヌ達にはよく見えた、しかも。
動きが止まって見えた、かつ。
こちらの攻撃一撃で数体の怪人を倒せた、これにはサレンも驚いた。
「まさか」
「本当にこうなるなんて」
シノブも目を丸くさせていた。
「思わなかったわ」
「そうよね」
「ライダーの人達の言われる通りに」
「実際に」
「ライダーの人達のお話は嘘じゃないとわかっていても」
「実際にそうなると」
その目で確認すればというのだ。
「驚くわね」
「ええ、私達に出来るなんて」
「本当にね」
「驚くしかないわ」
「驚くことはないよ」
その彼女達にディエンドが銃撃を加えつつ言ってきた。
「これ位は誰でも出来るよ」
「誰でもですか」
「そうなのですか」
「うん、僕達と暫く訓練すればね」
そうすればというのだ。
「そうなるよ」
「そうですか」
「ライダーの皆さんと訓練をすれば」
「うん、それだけの強さを備えるから」
そうなっていてというのだ。
「だからね」
「それで、なんですね」
「今こうして戦えてもですね」
「驚くことはない」
「そうなんですね」
「大事なことは最後まで戦うことだよ」
このことがというのだ。
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