第四百八十八話 最初の戦い〜戦いの時はサンドイッチ〜その九
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「お外に出ますが」
「朝ご飯はですね」
「お外で食べましょう」
「それはいいけれど何食べるのよ」
キャルはペコリーヌに食べる料理のことを尋ねた。
「それで」
「すぐに出来てすぐに食べられるものを」
「それをなのね」
「食べましょう」
「じゃあ具体的に何なの?」
「サンドイッチですね」
笑顔でだ、ペコリーヌは答えた。
「それを食べて」
「戦うのね」
「戦う直前に絶対に食べましょう」
「直前に?」
「お城の外に向かいながら」
そうしつつというのだ。
「そうしましょう」
「もう出てきているからお城の外まで駆けていくことになるが」
このことはラビリスタが言ってきた。
「駆けながらか」
「はい、ですがそれでもです」
「食べるべきか」
「お腹が減ったら何も出来ないですから」
戦えないからだというのだ。
「ですから」
「駆けながらでもか」
「食べましょう」
「それじゃあ」
こう言ってだった。
戦士達はデストロンの怪人達が出て来た城の外に向かうことになったがその中で朝食としてだった。
実際に駆けながらサンドイッチを食べた、そして。
城の外に出たがそこにだった。
デストロンの怪人の大群がいた、ペコリーヌは彼等を見て言った。
「それじゃあ今から」
「うん、戦おう」
ジオウが応えた、城の外に向かっている時にもう変身していたがこのことは他のライダー達も同じだ。
「今からね」
「わかりました」
「後皆食べたね」
「はい、サンドイッチにです」
ペコリーヌは笑顔で答えた。
「林檎もです」
「食べたんだ」
「そうしました」
「じゃあ充分だね」
「はい、戦えます」
そうだというのだ。
「お腹一杯ですから」
「わかった、ではだ」
「僕達も参戦するよ」
見れば門矢士と海東大樹も来ていた、そして。
二人は即座に変身して仮面ライダーディケイドと仮面ライダーディエンドになった、ディケイドはそのうえで言った。
「少し用事があって席を外していたが」
「また急に出てきましたね」
「いつものことだ」
エリコにあっさりと返した。
「俺はな」
「そうですか」
「俺達はな」
「まあそっちも終わったから」
ディエンドも話した。
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