第四百八十八話 最初の戦い〜戦いの時はサンドイッチ〜その八
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「これが」
「そうだな」
「俺も膝が痛かったけれどな」
イカッチも言った。
「風呂によく入るとな」
「よくなったか」
「ああ、それで毎日ストレッチもしたらな」
「尚更だな」
「よくなったぜ」
「あれだな」
チャーリーはまた言った。
「身体を動かしたらな」
「その分ケアもしねえと駄目ってことだな」
「そういうことですね」
「幾ら若くても」
こういったのはサレンだった。
「よくないですね」
「若くても同じだ」
明光院はサレンにも答えた。
「身体のことはな」
「労わらないとですか」
「身体が壊れる」
「だから準備体操をして」
「後もな」
「ストレッチもですね」
「して入浴やマッサージもな」
そうしたこともというのだ。
「忘れないことだ」
「そうすればですね」
「身体の疲れが取れてだ」
「痛みもしなくて」
「怪我もしない」
そうなるというのだ。
「だからな」
「訓練の後で、ですね」
「そうしたことも忘れるな」
「戦いに備えて」
「そうしろ」
こう言ってだった。
明光院自身も訓練の後で身体をストレッチや入浴でほぐしていた、すると戦士達は怪我もせず調子もよくだった。
訓練が出来た、しかも身体も柔らかくなっていた。
その中で訓練を続けているとある朝に。
報告が入った、街の外にだった。
「出て来たんですか」
「はい」
ペコリーヌにコッコロが答えた。
「衛兵の人達から聞きました」
「そうですか」
「その数およそ一万」
「全て怪人ですね」
「そうです」
コッコロはまた答えた。
「戦闘員はいません」
「わかりました、それじゃあ」
「今からですね」
「はい、街の外に出て」
そうしてというのだ。
「そのうえで」
「デストロンと戦いますね」
「そうしましょう」
ペコリーヌはコッコロに笑顔で述べた。
「これから」
「わかりました、それでは」
「朝ご飯はです」
ペコリーヌはこちらの話をすることも忘れなかった。
「お外で食べましょう」
「そこで、ですね」
「はい、そして」
「そうしてですね」
「今からです」
こう言ってだった。
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