第70話
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
いただろう?私の再生能力はナメック星人由来の物でね。」
「「畜生…参ったぜ…合体してもお前らの宇宙の1人にも勝てないなんてな…」」
「まあ、そう悲観することもあるまい。完璧にして最強である人造人間である私にここまで喰らいついたのだ。誇るべきことだと思うがな?楽しませてもらった礼に…これを受けて吹き飛べ!!」
かめはめ波の体勢を取るセルに対してケフラも最後の力を振り絞って気功波を放つが、余力のあるセルと限界近いケフラでは出せるパワーの差は歴然であり、セルのかめはめ波に押し返されて吹き飛ばされてしまう。
「「畜生…!悔し過ぎんぞ…!!畜生お…っ!!」」
「第6宇宙、消滅です」
こうして第6宇宙は消滅した。
そしてベジータとトッポの気功波の撃ち合いはベジータが制してトッポを吹き飛ばした。
倒れ伏したトッポを見てベジータは失望したように吐き捨てる。
「これが第11宇宙の破壊神候補か…正義正義とほざいておきながらこの様とはな」
トッポは倒れながら疑問を抱いていた。
何故正義である自分が悪に負けるのか。
全宇宙を危機に曝した第7宇宙という存在は正しく悪であり、正義である自分がそれを倒さなくてはならないと思っていた。
しかし、現実は甘くなく、この大会では第7宇宙の選手に何も出来ておらず、追い詰められていると言うのが今の現状である。
「貴様を落としたら最後の1人を落としてそれで終わりだ」
ベジータの言葉を聞いたトッポはジレンの強さの根源を思い出した。
ジレンは仲間を切り捨てる覚悟をして力を手に入れた。
ならば自分も弱い正義など捨ててしまえばいい。
自分の宇宙の破壊神も言っていたではないか、破壊神の力の根源は“本能”だと、ならば弱い正義を捨てて闘いのみに集中する。
トッポがゆっくりと立ち上がると紫の気が溢れ出た。
「見せてやろう…だが後悔するな…これで私に容赦はなくなる…!」
気の質が神の…破壊神の物となり、トッポはとうとう破壊神の力を解放した。
「ようやく破壊神の力を解き放ったか…待たせやがって…破壊神と化した貴様を倒して俺は更に上に行く。そのための踏み台になってもらうぞ」
「踏み台だと?舐めるのも大概にしろ第7宇宙!!」
「「はあああああっ!!」」
互いに気を高めてベジータとトッポの拳が激突した。
一方、悟空は単独でジレンの相手をしながら何とか自分を更なる高みへ行かせるための考えを巡らせていた。
「はっ!!」
距離を取りながら気弾を放ち、爆煙で視界を遮るとジレンに殴りかかる。
しかし、死角からの攻撃にもジレンは対応し、逆に殴り飛ばされて瓦礫に叩き付けられる。
「かあっ…!!」
血を吐きなが
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ