第70話
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俺がジレンを落とす」
「あいつ相手にか…よし、やってみっか!」
ヒットの新能力に期待しながら悟空はジレン相手に時間稼ぎをする。
「はあっ!!」
ブルー界王拳状態の悟空でも見切れない程の速度の拳。
しかし、ブルーの冷静な洞察力と判断力でギリギリで防御する。
「くっ!やっぱ強えなジレン!!」
完全に防御に徹しても大きなダメージを受けるジレンには悟空も少し参っているようだ。
「悟空の攻撃がまるで効いていない!」
「悟空はまだ界王拳のパワーを上げられるのか?」
「いいえ、悟空さんが界王拳で引き出せるのは20倍が限度です。元々ブルー自体負担がある変身ですからね。これ以上は肉体にダメージが出るでしょう」
クリリンは悟空が超サイヤ人ブルーの20倍の界王拳を使っても相手にならないことに焦り、悟空に余力はあるのかと天津飯がウイスに尋ねるが、20倍が限度だと告げる。
「ヒットに隠し玉があるようだが、どこまで期待出来るか分からん。少しでも時間を稼いで悟林の体力が回復し、ベジータ達がトッポとケフラを倒すまで持ち堪えろ悟空…っ!!」
ヒットの隠し玉が通じなければ最終手段の総力戦が最後の望みだ。
特に悟林の体力が戻り、ベジータ達がトッポとケフラを倒せば勝率は格段に上がるはずだ。
ジレンの拳が悟空に直撃する寸前に瞬間移動でかわして背後からジレンに蹴りを叩き込むがまるで効いていないが、この隙がヒットには重要だった。
「はっ!!」
ヒットがジレンに術を当てると、ジレンの動きが目に見えて遅くなる。
「な、何だ!?ジレンの動きが急に鈍くなったぞ!?」
「これが“時ずらし”だ」
「時…ずらし!?」
「ジレンの時間だけ切り離して進むスピードを遅くしている」
ヒットの説明はビルスにも届いていたが意味が分からないのか困惑している。
「どういうことだ?」
「術をかけてジレンの時間だけを操作しているんです。時間がゆっくりと進むジレンから見れば…ヒットさんは高速で動いていることになります。ですが、編み出して間もないのか少々苦しそうですね。1人で闘っているのは術を継続する集中力を絶やさないためでしょう。」
ヒットの猛攻によって武舞台の端にまで追い込まれるジレンだが、悟空はジレンの動きを注視しており、ジレンが呼吸する際の動作が術をかけられる前と同じであることに気付く。
「ヒットッ!ジレンから離れろーーーっ!そいつに術が効いてねえ!!」
「何っ!?」
しかし、術の継続に集中をある程度注いでいたヒットは止まれず、ジレンに拳を受け止められて強烈なカウンターで殴り飛ばされて場外に。
術自体は効いていたのだろうが、術が効いていてもかけられる前と同等かそ
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