暁 〜小説投稿サイト〜
絶撃の浜風
外伝 赤城編 04 佐世保沖海戦とティレニア海海戦(T)
[24/24]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
「あの時のパーティーが、吾輩たち三人だけとはちいと寂しいがのう」



「仕方ありませんよ。飛龍たちはまだ覚醒してませんし・・・・・ここで大いに戦果を上げて、あとであの子たちを悔しがらせてやりましょう」







あの時・・・・とは、第二次深海棲艦戦争の事である



艦娘たちの多くが戦場に背を向けたあの時



深海棲艦軍400隻が、この日本を襲った



それに立ち向かった艦娘は



一航戦の赤城と加賀、二航戦の蒼龍と飛龍、利根、武蔵、清霜、不知火の、僅か8隻だった



 50対1という絶望的な戦力比にも拘わらず、彼女たちは涼しい顔でこれに立ち向かい、敵の半数を削った後に・・・・・全滅した





だが、彼女たちのこの行動が艦娘たちを奮起させた



 艦娘としての、本来の使命を思い出した彼女たちの多くは、以後、戦場に赴くことを厭わなくなった



この戦いは、艦娘にとっても、人類にとっても重要なターニング・ポイントであった










 後の人々は、この赤城たち8隻の艦娘達の功績を称え、彼女たちの事を【グレート・エイト】と呼んだ


そしてこの戦争の顛末は近代史に刻まれ、教科書にも載せられるようになるのである









一航戦率いる第一機動部隊は、浦賀水道をゆっくりと滑り、駿河湾へと向かう







そして・・・・






欧州では、もう一つの戦いが始まろうとしていた










赤城 05 佐世保沖海戦とティレニア海海戦(U) に続く
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ