暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第69話
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
のケールと言う小娘の弱点が分かった」

「弱点?」

「どうやら奴は初めて変身したようだ。だから奴はその力をコントロール出来ていない。それにあの変身は以前ベジータや未来のトランクスが使ったパワーに偏った変身の究極系だろう。あの変身はパワーだけは我々に匹敵…上回るほどに凄まじいが、スピードはそこまでではない。それにエネルギーの消耗が激しすぎる欠点が存在する」

フリーザも改めてケールの動きを見ると、確かにパワー以外は大したことがないことに気付く。

それと同時にケールの弱点を一目で見抜いたセルの洞察力を評価する。

「なるほど、確かにパワー以外は大したことはなさそうですね。中々の洞察力です。この大会が終わったら私の部下になりませんか?あなたの洞察力と戦闘力は今の我が軍に必要です」

「ほう、宇宙一と恐れられたフリーザに直々にスカウトされるとは光栄だな。確かにお前といれば退屈はしなさそうだ。私もお前の進化に興味がある」

「では、交渉成立ですね」

不敵な笑みを浮かべる2人。

厄介な繋がりが出来たことにクリリン達は頭を抱えることになる。

セルとフリーザが連携し、ケールをスピードで撹乱しつつ気弾を浴びせてダメージを蓄積させていく。

ケールも必死に反撃するが、ゴールデンフリーザとブルーセルのスピードには追い付けない。

「ホーッホッホッ!!どうしました?どんどん動きが悪くなっていきますよ!?」

「初めての変身でそこまでのレベルに至る才能は認めてやるがな。だが、このパーフェクトを超えたブルーセルには及ばん」

「お、己!」

「やらせんぞ!!」

第6宇宙のナメック星人のサオネルとピリナが飛び掛かるが、フリーザとセルは冷たく見据えた。

「「邪魔(だ)です」」

眼力による気合砲で2人を場外に落とすフリーザとセル。

ケールの動きも鈍くなり、シャンパが慌て始める。

「やべえ!やべえぞ!こうなりゃあ、お前のポタラをあいつらに渡せ!!あいつらも合体したんだから構わねえだろ!」

「何!?汚いぞシャンパ!」

「うるせえ!先に合体したのはお前らだろ!!」

「フュージョンは歴とした技だ!ポタラみたいな道具を使った合体と一緒にするな!」

「同じ合体だろうが!キャベ!こいつをカリフラとケールの耳に片方ずつ着けろ!左右対称になるようにな!」

「シャンパ…お前…!」

ポタラを受け取ったキャベはカリフラの右耳にポタラを着け、ケールを嬲っているフリーザとセルにフルパワーの気功波を撃ってケールから離すとキャベは急いで倒れているケールの左耳にポタラを着けた。

するとカリフラとケールの体がポタラの力で吸い寄せられ、合体する。

「「え?何だこりゃあ?」」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ