第69話
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悟林は目の前にいるトッポとディスポに笑みを浮かべる。
トッポとディスポは協力して攻撃してくるが、悟林はそれを捌いていく。
「うん、良いね。これくらいは強くないと楽しくない。面白くなってきたよ」
「面白くなってきただと…?貴様ら第7宇宙の悪人共のおかげでこのようなことになったのだぞ!?」
トッポがこの大会の元凶として扱われている第7宇宙の責任だと言いたげだが、悟林はそれを鼻で笑う。
「ふん、全王様は元々レベルが低い宇宙を消すつもりだったそうじゃない。消されるレベルなのが悪いのさ。まあ、そっちの界王神様と破壊神様の尻拭いをさせられてることには同情はするけどね。」
「こいつ、全く悪びれてねえ!トッポ!さっさと叩き落とすぞ!」
「うむ!滅びよ悪!!」
振り下ろされるトッポの拳に対して悟林は神のオーラを纏いながら潜在能力を解放し、更に50倍の究極界王拳を発動するとトッポを逆に殴り飛ばした。
「トッポ!?」
自分の宇宙の破壊神候補にしてプライドトルーパーのサブリーダーであるトッポが一撃でやられたことに驚愕するディスポ。
「最初に私を狙ったのが運の尽きだよ。私はお父さんと悟飯のように優しくないんだからね」
究極界王拳を解除してそのままディスポも仕留めようとするが、思いの外素早く攻撃が当たらない。
「残念だったな、俺のスピードは全宇宙一なんでな!」
「へえ、兎っぽい見た目に似合うじゃない。兎は臆病だからね」
「消滅する前に痛い思いをしたいようだな…!」
「やれるものならやってみなよ」
気弾を連射するが、ディスポが自称する宇宙一のスピードは伊達ではなく、悟林の気弾は掠りもしない。
「へえ、宇宙一を自称するだけはあるってことかな?」
「お前のその鼻っ柱をへし折ってやるぜ!」
ディスポは更にスピードを上げて悟林に攻撃を加える。
一撃を当てては離脱する一撃離脱戦法をするので悟林は攻撃を当てられない。
「…………」
「はははは!俺のスピードに手も足も出ないか!ならこのまま場外に落としてやるぜ!!」
ディスポの拳が悟林の腹にめり込むが、悟林はニヤリと笑うとディスポと自分を覆う小型のバリアーを張る。
「何!?」
「流石の自慢のスピードもこんな狭い場所じゃあ関係ないよね?覚悟しなよ?」
ディスポの耳を掴むと頭突きを顔面に叩き込み、怯んだところをラッシュを繰り出して滅多打ちにする。
自慢のスピードも身動きもままならない狭いバリアーの中では意味がない。
このまま戦闘不能に追い込んで場外に放り投げた。
「…少しはしゃぎ過ぎた…少し休むかな…」
悟林が瓦礫に身を潜めようとした時、トッポはダメージから復帰して悟林に気
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