第67話
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ここで恐れているようでは一生認めてもらえない。
悟飯は悟林に突撃すると拳を振るった。
悟林は迫る悟飯の拳を手のひらで包むように受け止めながら流れるように悟飯を後ろに流した。
「くっ!!」
後ろに流されて地面に膝を着いた悟飯が追撃されないうちに体勢を立て直すが、悟林は一切動かない。
「ほら、さっさと来なさい」
「だりゃああああっ!!」
悟飯がラッシュを繰り出すが、悟飯の拳を一発一発捌いていき、滑らせるように悟林が手を動かすと、まるで吸い込まれるように悟飯の胸に掌底が入った。
「がはっ!?」
悶絶する悟飯に悟林は一気に叩き潰すために超サイヤ人3に変身して悟飯にラッシュを繰り出した。
無駄を極限まで削いだ重い拳と蹴りが悟飯に打ち込まれていく。
「悟飯が超サイヤ人にも変身してねえのに超サイヤ人3になるなんて…大丈夫なんか悟飯は?」
「大丈夫だ、あいつの最大の持ち味は根性だからな」
回し蹴りを繰り出して悟飯を岩に叩き付け、そして追撃の無数の気弾を悟飯に浴びせたことにより大爆発が起き、悟林は悟飯がいた場所を見つめる。
「悟飯、さっさと出てきなさい。超サイヤ人3の弱点を突こうとしても無駄だよ。私にはこれより先の力があるんだから早く出なさい」
まだ悟飯は闘えると判断した悟林が言うと悟飯のパワーが大きく跳ね上がった。
どうやら潜在能力の解放の力を取り戻したようだ。
「姉さん、これが今の僕のフルパワーです」
「……ふんっ!!」
悟林は神のオーラを纏わずに潜在能力のみを解放する。
すると悟飯の気を大きく上回るほどの気を放つ。
「それがどうしたの?その程度のパワーなら私は簡単に出せるよ。お前は私と未来の悟飯と違って超サイヤ人を極めた方が良いんじゃないの?」
「いいえ、僕が目指すのは姉さんやもう1人の僕とは違う究極の姿!2人とは違うやり方でそれを目指します!!」
「へえ、昔は超サイヤ人3にあっさり逃げていた奴が言うじゃない。どうやら根性だけはマシになったようだね…10倍…究極界王拳!!」
悟林は赤いオーラを纏いながら悟飯を睨んだ。
「大会に出るって言うならせめてこれくらいは耐えてみせろーーーっ!!」
一瞬で距離を詰め、零距離からの気功波を直撃させた。
そして場所はカプセルコーポレーションに戻り、ビルス達は取り敢えずメンバーは決まったことに安堵した。
「こっちの悟空の息子ねえ、未来の悟飯とトランクスが残っていれば良かったんだが…もうしばらく待ってもらえば良かったな…」
「もし、全王様にお2人の正体を知られたら大変なことになりますよ。この世界のことは出来る限りこちらで何とかするべきです。」
ビルスの呟きに対して
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