ハーケン会戦〜特務支援課、介入〜
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〜ハーケン平原・上空〜
ガルガンチェア1号機への攻撃を開始したアルセイユとレボリューションはまずは兵装を無力化する為にミサイルポッドや対空砲を狙って攻撃し、対するガルガンチュアはアルセイユとレボリューションに対して反撃をしたが起動力は完全に劣っている為肝心の主砲は役に立たず、ミサイルと対空砲も二手に分かれた船を狙う事でそれぞれに向かう攻撃の頻度が半減されている事でほとんどが回避され、命中してもそれぞれの障壁に防がれた事で無効化され、その攻撃手段もアルセイユとレボリューションによる攻撃によって次々と破壊された事で次々と使用不能となり、ミサイルポッドと対空砲が半分程破壊されるとほぼアルセイユとレボリューションによる一方的な攻撃のようになり、次々とアルセイユとレボリューションの攻撃がガルガンチェア1号機の機体に命中し続けていた。
〜カレイジャス・ブリッジ〜
「お願い……止めて……母様を殺さないで……」
「アリサさん………」
「ガルガンチェア1号機、レボリューション、アルセイユへはまだ繋がらないの!?」
「ダメです……!3隻とも全てこちらの通信を拒否し続けて繋がりません……!」
「ハッキングの方はどうだ、ティータ!?」
「ご、ごめんなさい……!ハッキング対策が一番緩いガルガンチェア1号機に絞ってハッキングをしているんですが、戦艦の情報があまりにも多くて、わたし一人で短時間で通信機関にハッキングする事は……!」
映像端末に映るアルセイユとレボリューション、ガルガンチェア1号機の空中戦を見ていたアリサは涙を流して両手で顔を覆ってうわ言を呟き、アリサの様子をエマは辛そうな表情で見つめ、必死な表情を浮かべたトワの問いかけに通信士を務めている士官学院生は悲痛そうな表情を浮かべて答え、アガットの問いかけに対してハッキングをする為に端末の前に座って端末を動かしていたティータは泣きそうな表情を浮かべて答えながら必死に指を動かし続けていた。
「くっ……このままでは、イリーナ会長とシュミット博士が……!」
「空もそうだが、地上もこのまま放置しておけば、学院長がリィン達に討たれるぞ……!?」
「ど、どうすれば……」
「このまま戦艦が破壊される様子を見守る事しかできないのかよ、クソがっ!」
ラウラとユーシスは焦った様子で声を上げ、エリオットは不安そうな表情で呟き、アッシュは悔しそうな表情で声を上げた。
「………エマ様、セリーヌ様。”わたくしだけをガルガンチェア1号機の甲板に転位で送る事”は可能でしょうか?」
「………ぇ………」
「シャ、シャロンさん……?一体何を……」
「!まさかあんた一人で戦艦に潜入してイリーナ会長と
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