ハーケン会戦〜特務支援課、介入〜
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撃墜するつもりか……!?」
ワジの軽い挨拶に対してエマは驚きの表情でワジを見つめ、目を細めたセリーヌの言葉を聞いたエリオットは不安そうな表情を浮かべてワジを見つめ、ユーシスは厳しい表情でワジを睨んだ。
「やれやれ。状況が状況だから僕の事を疑うのも仕方ないけど、”僕達”はむしろ”撃墜されようとしているエレボニア帝国軍の旗艦を助けてあげる側だよ。”」
「……ぇ……」
「!?おい、さっきまで攻撃していたアルセイユとレボリューションが急に攻撃を中断しやがったぞ……!?」
「しかもガルガンチェアの動きは完全に止まっちまったが、一体何が起こっているんだ……!?」
溜息を吐いたワジは疲れた表情で答え、ワジの答えを聞いたアリサが呆けたその時アルセイユとレボリューションに攻撃されているガルガンチェア1号機の状況が変わった事に逸早く気づいたアッシュとクロウが驚きの表情で声を上げた。
「―――――その件もそうだが、ワジの件も併せて俺達の方から説明させてもらうよ。」
「君達は……!」
「”特務支援課”……!」
するとその時映像端末はワジからロイド達へと変わり、それを見たオリヴァルト皇子とミュラーは驚きの表情で声を上げた。
〜少し前・ガルガンチェア1号機・ブリッジ〜
「何が起こった!?何故ガルガンチェアが動かない!?」
「”ハッキング”です!戦艦の制御が奪われました!」
一方その頃、ガルガンチェアのブリッジではハッキングによって戦艦の制御が奪われた事で混乱が起こっていた。
〜メルカバ玖号機・ブリッジ〜
「ハッ、エレボニア帝国軍の最新式の戦艦もこのヨナ様にかかれば、大した事ねーな!」
「調子に乗り過ぎです、ヨナ。早急に制御を取り返されない為にも手を止めないでください……!」
「大丈夫だよ!今度はキーア達もいるから、ヨナがミスしても大丈夫だよ♪」
「えへへ、一緒に頑張ろうね、フラン!」
「はい!ロイドさんやお姉ちゃん達、それにZ組の皆さんの為にも頑張りましょう〜!」
同じ頃、メルカバのブリッジでは元エプスタイン財団出身の情報屋の少年――――――ヨナ・セイクリッドとティオ、現在と未来、それぞれのキーア、そしてノエルの妹でクロスベル警察に務めているオペレーターであり、そしてヴァイスの側妃の一人でもあるフラン・シーカーがそれぞれ端末を操作してガルガンチェア1号機のハッキングをしていた。
〜レボリューション・ブリッジ〜
「ティオやソバカス君の仕業とはいえハッキングで戦艦を止めた事は賞賛に値するけど……この状況でレン達の攻撃を中断させてまで”警察”の貴方達が何の為に介入してきたのかしら
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