ハーケン会戦〜特務支援課、介入〜
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いるクロスベル帝国軍の兵達の前に出た。
「―――――これよりガルガンチェア1号機制圧作戦を開始する。戦況は我らの優勢だが決して油断はするな!敵軍は腐ってもゼムリア大陸ではメンフィルに次ぐ軍事国家と恐れられていた国の兵達だ!戦況を変えるために言葉通りまさに”死に物狂い”で迎撃してくる可能性がある上”相打ち”覚悟の捨て身の特攻や自爆を仕掛けてくる事も考えられる!クロスベルに――――――ゼムリアに訪れる”新たな時代”に俺達と共に歩んでもらう為にもこんな所で”無駄死に”する事は決して許さん!戦友達との連携を決して忘れるな!総員、突入!!」
「イエス・マイロード!!」
「オオオオオォォォォォォオオオオオオ――――――ッ!!」
ヴァイスの力強い号令に対して力強い答えを返したクロスベル帝国軍は次々と艦内へと突入して行き
「さて……ユン・ガソルの”三銃士”達がこの”大戦”で存分にその力を”ゼムリア大陸という世界”に見せつけている。―――ならば”三銃士”の好敵手たる我ら”メルキア四元帥”も我らの力を世界に見せつけてやろうではないか、オルファン、エイダ、ガルムス!」
「クク、生まれ変わってから”メルキア四元帥”の”意志”が一つになるとは皮肉な話だな。」
「全く、そういう暑苦しい事は”戦鬼”の担当分野じゃろうに、仕方ないな。」
「カッカッカッ、言うではないか、小童が!――――――儂らを乗せる発言をしたからには遅れるでないぞ、ヴァイスハイト!」
ヴァイスの呼びかけに対してオルファンは口元に笑みを浮かべ、エイフェリアは呆れた表情で呟いた後口元に笑みを浮かべ、ガルムスは豪快に笑った後不敵な笑みを浮かべてヴァイスに指摘した。
「お主は先行し過ぎる事によって孤立して妾達に手間をかけさせるでないぞ、老いぼれが。」
「フン、そういうお主こそ体力不足で足手纏いになるなよ、小娘が。」
「フッ、我々も魔導巧殻の事は言えんな。」
そしてそれぞれお互いに対する皮肉を口にして睨み合っているエイフェリアとガルムスの様子にオルファンは苦笑した後クロスベル帝国軍の後を追い
「俺達も行くぞ、リセル!」
「はい、ヴァイス様!」
更にヴァイスとリセルもエイフェリア達に続くように戦艦内へと突入した。
「こ―――らぁぁぁぁぁっ、”メルキア四元帥”が”魔導巧殻”のわたくし達を置いて先に行きやがるなですの〜〜っ!!」
「まあ、正確に言えば私は”魔導巧殻”ではありませんが。」
「ええい、今はそんな細かい事を気にしている場合ではないだろうが、アル!それとリューン!戦場で大声を出す悪い癖はいい加減直せ!」
「貴女もリューンの事は言えないわよ、ベル。――――――低能のゴミ共の分際
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