ハーケン会戦〜特務支援課、介入〜
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えに”イリーナ会長達の緊急逮捕の為に大戦に介入する事を認めてもらった”って……戦艦の件はともかく、ラインフォルトグループの件に関しては僕達――――――いや、アリサとシャロンさんに話も通さず君達だけの判断で勝手に決めるのは幾ら何でも不味くないか……?」
ロイド達から事情を聞いたマキアスは複雑そうな表情でアリサとシャロンに視線を向けて疑問を口にし
「ああ……勿論それに関しては重々承知している。だけど、陛下から情報漏洩によって今回の大戦の作戦を失敗させない為にも作戦実行前にイリーナ会長達の逮捕の件を教える事もそうだが、君達に連絡する事も禁じられていたんだ。」
「それと介入のタイミングは最低でも”第三段階”が成功してからという条件も付けられていたのよ。」
「そして条件通りカシウス中将の作戦の内、”第三段階”まで成功し”最終段階”まで来た事で特務支援課の皆さんも介入できるようになった為、こうして私達に連絡してきてくれたのですか……」
「だったら、何でガルガンチュアがアルセイユとレボリューションに攻撃される前に介入しなかったの〜?そしたらボク達もイリーナ会長達の件で焦る事も無かったのに。」
「ミ、ミリアム……幾ら何でもそれは言い掛かりだよ……」
「ああ。せっかく彼らのお陰でガルガンチェア1号機への攻撃は止まったのだから、その彼らを攻めるのは”筋違い”だ。」
マキアスの指摘に対して答えたロイドとエリィの答えを聞いたエマは複雑そうな表情で呟き、ミリアムのロイド達に対する不満を聞いたエリオットは冷や汗をかいてロイド達を気にしながら指摘し、エリオットの意見にラウラは真剣な表情で頷いて同意した。
「無茶言うなっつーの。メルカバ(こっち)の兵装だけで、まともな方法で”戦艦”を相手に潜入できる訳がねぇだろうが。特務支援課は紅き翼と違って”騎神”もねぇんだぜ?」
「……つまり、連合や王国軍が戦艦にある程度のダメージを与える事で潜入できる機会を待っていたんだ。」
「実際、今のガルガンチェア1号機はアルセイユとレボリューションの攻撃で兵装の6……いや、7割は既にやられているから、今のガルガンチェア1号機への潜入は容易だろうな……」
ミリアムの不満に対して呆れた表情で答えたランディの指摘を聞いたフィーは静かな表情で呟き、ミュラーは様々な兵装がある部分から煙をあげているガルガンチェア1号機の状況を見てガルガンチェア1号機の状態を分析した。
「ええ。そしてそれはあたし達だけじゃなく、”敵艦の占領を目的とするクロスベル帝国軍”にも言える事です。」
「!おい、クロスベル帝国軍の戦艦がガルガンチュアにぶつかったぞ……!?」
そしてミュラーの言葉にノエルが頷いて答えたその時、ガルガンチュア
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