第66話
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に言うよ、17号さん、少しだけ力を貸して欲しいんだ」
17号に全宇宙格闘試合について伝える。
負ければこの宇宙が消滅するため、現世とあの世も含めて強い戦士を探していることを。
「それで俺を探していたのか、それにしても自分を殺したセルまで誘おうとするのは意味不明すぎるぞ」
「今はそんな些細なことなんて気にしてる余裕はないんだ。それにセルは何だかんだ強いしね…18号さんも出るんだよ?」
「俺が驚いてるのはそこだ。あのがめつい18号が良くそんな大会に参加しようとしたな」
あのがめつく、面倒事を嫌う姉の18号が出るメリットなんぞない大会に出ることに驚きを隠せない弟の17号。
「2億ゼニー…活躍次第で報酬アップをドラゴンボールで出してもらうって交渉したんだよ。」
「我が姉ながらがめついな…」
2億ゼニー以上で食いついた姉の強欲さに呆れる17号。
「17号さんも欲しい物があったらドラゴンボールで頼んであげるよ。だから参加して欲しいんだ」
「ちょっと待て、お前には確か弟がいたな?そいつは?」
「いるけど、あの子は闘いに向いてないし、任せたら任せたで大変なことになるから参加させない」
以前、ブウとの闘いで自分なり任せてみたが、結果として負けて吸収されると言うオチだったのだ。
余程の人手不足でない限りは任せられない。
「分かる気がする、孫悟飯は確かに強大なパワーを持っているが性格は闘いには向かない。戦士としては致命的な欠陥だ。兵器として欠陥である俺のように…」
「え?あー、ごめん16号さん。でも16号さんはこの島の動物達に好かれてるじゃない。16号さんを必要としてる人だって17号さんがいるし」
「そうだな、この島に来て、自然と動物達を17号と共に守ってきた。今は不思議と充足している」
「でも、何か16号さん動きが変だよね…何かぎこちない」
「16号は俺達と違って完全なロボット型だからな、まともなメンテナンスを受けられる場所なんて早々ない……おい、ドラゴンボールって一度に複数の願いを叶えられるのか?」
「え?出来るよ」
「なら俺は参加報酬にボートと16号の完璧なメンテナンスが出来るメンテナンス施設を頼むかな、それさえ提供してもらえれば出る」
17号の参加条件に悟林が頷く。
ボートやメンテナンス施設なら地球のドラゴンボールでも何とかなるはずだ。
「分かった、でもボートって?」
「50億のクルーザーだ。それで落ち着き次第、家族とこいつを連れて世界中を周るんだ」
「50億…姉弟揃ってお金のスケールがでかいね…でも16号さんならカプセルコーポレーションで修理してもらえば?」
前にセルに壊された時、カプセルコーポレーションで修理
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