第66話
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デンデなら17号のことを知ってると思ったのだが、予想は的中しており、デンデの好意によって17号のいる場所にまで連れていって貰った。
その際にブウの転生体のことも教えられ、後で悟空に伝えて欲しいと言われたので了承した。
そして17号のいる島に到着した悟林。
「18号さんとは双子だから顔は似てるはず…だよね?」
弟が父似で自分が父方の祖母似なので自信無さそうに呟き、例の島に着地すると密猟団らしき連中がいたので17号を探すついでに捕まえた。
「こいつらはどこに捨てようかな?街まで持っていくのも面倒だし、お腹を空かせたモンスターの餌にしようかな?」
「彼らはこちらに渡してくれ」
聞き覚えのある声に振り返るとそこには16号がいた。
「あー!?16号さんじゃない!久しぶり!!」
「久しぶりだな、孫悟林。無事に生き返れたようだな…それにしては少々成長が遅い気がするが…」
「あー、私が生き返ったのはブウの時だったからね。セルとの闘いから7年後に生き返ったんだ」
「なるほど、年齢と外見が見合わないのはそのためか」
「そう言うこと、ところでこいつらは密猟団だよね」
「ああ、ミノタウロスの角を目的としている者達だ。ミノタウロスの角は高額で売れるため、密猟する者が後を絶たない」
「そっか、と言うことは狩られちゃった子達もいるんだね。可哀想に」
「うむ…だが今回はお前のおかげで助かった。セルとの闘いの件も含めて礼を云わせてくれ。ありがとう孫悟林…自然や動物達を守ってくれて…」
「へへ、どういたしまして。ところで16号さん、17号さん知らない?」
「17号?何故お前が17号を?」
16号の疑問に悟林は少し考えて口を開いた。
「大事な話なの、この宇宙の運命が懸かった」
「…分かった、17号の所へ案内しよう」
取り敢えず密猟団を船に押し込んで追い返し、17号の所に案内して貰った。
「17号、お前に客だ」
「客?」
「あ、18号さんに似てる」
「お前、孫悟林か?」
一応初対面のはずの17号に名前を言われたことに悟林が驚く。
「え?私、17号さんとは初対面…だよね?」
「ああ、だが俺はドクター・ゲロのデータでお前の顔を知っていたし…それにセルの中でお前の闘いを見ていた。」
「へえ…え?吸収されてたのに意識あったの?18号さんにも悪いことしちゃったなー」
意識があったならあの時の闘いでセルをボコボコにし過ぎたから怖い思いをさせたかもしれない。
「話だけでも聞いてやってくれ、彼女はミノタウロスを狙う密猟団を追い払ってくれた。」
「そうか、追い返す手間が省けたな…それで俺に何の用だ?」
「単刀直入
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