第66話
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「私とお父さんとベジータさん、悟天とトランクス君がフュージョンしてゴテンクス君、ピッコロさん。そしてブウ…交渉予定の相手を含めると18号さん、17号さん、後はセルとフリーザ」
「はあ!?」
「フリーザに…セルぅ!?」
まさかセルやフリーザまで数に入れられているとは思わなかった18号とクリリン。
「そうだよ、今の第7宇宙は人材不足なんだもん」
「おいおい、何でよりによってセルなんだよ!?悟飯とかいるだろ!?」
「え?第7宇宙の選手を1人減らすようなもんじゃない。私達の宇宙にハンデを背負う余裕なんてない。未来の悟飯がここにいたら出場してもらったんだけどね」
「同じ悟飯なのにこの扱いの差は…何なんだよ…」
同じ悟飯だと言うのにこの信頼の差は何なのか。
ちょっぴりこっちの悟飯が可哀想になったクリリンであった。
「セルだって?冗談じゃないよ!あいつが出るのならあたしは断るからね」
「1億ゼニー」
実際に18号はかつてセルに吸収されたことがあるので出来るなら二度と会いたくない存在なので、出場拒否しようとした18号だが、悟林の口から飛び出た金額に足を止めた。
「…何?」
「1億ゼニーでどう?神龍に頼んで出してもらうよ。」
硬直してしまった18号。
無表情だが、クリリンには分かる。
これは葛藤していると。
悟林は悪魔の表情を浮かべながら囁いた。
「2億ゼニー。活躍次第では倍、更に報酬アップも考えるよ?」
「乗った!出場してやろうじゃないか!約束を破るんじゃないよ!」
「やったー!」
法外な金額に目が眩んだ18号の出場に喜ぶ悟林だが、クリリンは真面目な顔で咳払いする。
「コホンッ!悟林ちゃん!さっきから大金で釣ろうとしてるけど、俺達が金を積まれないと助けてくれない薄情な奴だと思ってるのか!?」
警察官としての立場もあるが、クリリンは悟林とはそれなりに長い付き合いなのに金で頼もうとする行動には思うところがあるようだ。
「え?だってタダよりご褒美があった方が頑張れるじゃん、クリリンさんだって頑張ったご褒美に18号さんの可愛い幼少期の思い出たっぷりのアルバムを条件に出されたらやる気出すでしょ?」
「当たり前だーーーっ!!!!」
「即答するんじゃないよ馬鹿!!」
拳を握って凄い気迫の表情で即答するクリリンをしばく18号。
「だって、俺は18号のことをもっと知りたいんだよ。大事な嫁さんのことをさ!」
「ば、馬鹿!人前で何言ってるんだよ!!」
「仲良いねー、ところで17号さん…のことは聞けそうにないから神様に聞いてみますかね…?お邪魔しましたー」
賑やかなクリリン宅を後にして神の神殿に向かう悟林。
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