第66話
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マさん、丁度良い毛布がありました」
「え?何?」
ウイスが力を使い、ブルマの腹の子が誕生した。
「あ、女の子じゃない」
「えっ!?嘘っ」
腹が引っ込んだことが信じられないブルマは自分の腹を見つめた。
「はい、どうぞブルマさん」
産まれた子供は元気な産声を上げていた。
「これで出場出来ますねベジータさん」
「えっ…あ…」
あまりの展開に思考が追い付かないベジータ。
悟林は産まれてきた赤ん坊を見つめる。
「ふうん、ブルマさんの面影があるね。じゃあ今のうちに祈っとこうかな?ブルマさんに性格が似ませんようにブルマさんに性格が似ませんように…後、ベジータさんにも」
「ブルマに性格が似ねえようにブルマに性格が似ねえように…後、ベジータにも」
「どういう意味よあんた達!?」
祈り始めた父子にブルマが怒鳴る。
「妹か…俺、弟が良かったな…」
「まあまあ、そう言わないの。弟分なら悟天がいるじゃない。」
「うーん、まあ、あいつの面倒は見てやってるし…」
弟が欲しかったトランクスは妹だったことに軽く落ち込むが、悟林に慰められたことで考え直したようだ。
「パパでしゅよ〜」
「おお〜女の子か…」
初めての娘にベジータの堅物な表情が緩み始めていた。
「これなら何人でも産めそうね!またウイスさんにお願いしようかしら」
「構いませんよ、この宇宙が消滅しなければね」
ウイスの言葉に今の第7宇宙が置かれている立場を改めて思い出す一同。
「とにかく、メンバーは私とお父さん、ゴテンクス君、ベジータさん、ブウ、ピッコロさん…後の4人は…モナカさん?」
「駄目だ!モナカは出場出来ん!」
「…何で?」
「あれだ…その…具合が悪いそうだ…」
「そうなの、じゃあ残りの4人はどうする?」
モナカが出られないなら仕方ないと諦めて残りのメンバーを考える。
「おい、5人だ。トランクスと悟天を巻き込むな!」
「ベジータさん、私の弟に甘やかすなとか言っておきながらトランクス君を甘やかすのはどうかと思うよ。それにトランクス君はベジータさんが思っているより成長してるんだから、勿論悟天もね…だから出場させる。これからの地球のためにも、反論は聞かないよ」
ベジータの言葉を一蹴し、残りのメンバーを考える。
「チッ」
「大丈夫だよパパ、俺達だって強くなったんだぜ?お兄ちゃんから貰った剣でぶっ飛ばしてやる!!」
「剣はルール違反になりますよ」
「ええ!?そんなぁ…」
せっかく貰った剣を使って活躍しようと思ったのにウイスから剣はルール違反になると教えられて脱力する。
「大会が始まったらトランクス君と
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