学園生活
第十話 襲撃者!!
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「やばい!!間に合うか・・・!」
俺は急いでメイの前に行き、『龍の牙』の盾を展開する。
『龍の牙』の盾は展開することで一回り大きくなり、エネルギー限定の盾が普通の盾の周りに増えるのだ。
相手の武器には実弾の武器もあるが無いよりはマシだろう。
「おお!!リュー、助かったぜ!!」
「おう。でも、この状況どうするかな・・・」
相手からの弾幕が激しすぎて盾の外へ出ることが出来ない。
このままでは嬲り殺しである。
「メイ、『伐折羅』のデータをこっちに送ってくれないか?」
「どうしてだ?」
「この状況を打破する策を考えてやる」
「!・・・わかった。任せるぞ、リュー!!」
「おう、任せとけ!!」
メイから『伐折羅』のデータが送られてくる。
『伐折羅』―――中国の最新型の第三世代。スペックは他の第三世代より少し上。オレンジを主体としたデザイン。所有している武器は、モーニングスター×4と申し訳ない程度の実弾銃。それと―――
「!! これならいけるか・・・!」
「リュー、どうだ?作戦出来たか?」
「ああ、これから説明するぞ―――」
◆ ◆ ◆
「―――わかったか?」
「わかったけど、これだとリューが・・・」
「心配すんな。俺には奥の手があるからな。自分のことを心配しとけ」
「・・・うん」
「じゃあ3数えたら行くぞ」
「わかった・・・」
「1―――」
『龍の牙』を握り締める。
「2―――」
メイの目が真剣になる。
「―――3!!」
合図と共にメイが盾の後ろに下がり、相手にモーニングスターを投げつける。
相手のISは目の前に飛んできたモーニングスターを、ミサイルを呼び出し爆破する。その破壊していて弾幕が止んでいる間に俺は後ろに回り『龍の牙』の剣で斬りつける。
「おら!!!」
しかし、背中のAICにより止められてしまう。
「でも、そんなの想定内だよ!!」
俺に集中している間にメイがもう二つモーニングスターを投げつける。そのモーニングスターによって銃のほぼすべてを破壊し、本体にダメージを与える。
その攻撃によってAICが解ける。
『武器の損傷―――大。機体損傷―――小。―――絶滅モードに移行します』
その声と共に筒のような腕が巨大な大砲のようになる。そして、徐々に腕にエネルギーがたまり始める。
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