第64話
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
より強い敵と闘い続けていたんだから…)」
かめはめ波が相殺されるのと同時に2人は再び飛び出して拳を繰り出すが、それを受け止めて力比べとなる。
「姉さん…!もっと本気を出してくれ…!そんなもんじゃないだろ…!?」
「悟飯こそ…!力を振り絞ってみなよ…!お前の力もそんなもんじゃないでしょうが…!!」
「見せてやるさ!!」
「うわあっ!?」
力比べを中断した未来悟飯が悟林を上空に投げ飛ばしてオーラを纏って突撃した。
「この拳に全てを込める!!」
「一発勝負に賭けるってこと?上等だよ!!」
未来悟飯が全ての力を拳に込めたので、悟林もまた拳に全ての力を込めながら高速で動き回る。
「あいつら勝負に出たな…!」
「ああ、この一撃で決まる!」
悟空とベジータもこの一撃で全てが決まると理解し、高速で動き回る2人の姿を一瞬でも見逃さないために目を凝らした。
「行くよ悟飯っ!!」
「勝負だ姉さんっ!!」
超スピードで突撃する両者の拳が同時に繰り出された。
拳が炸裂した際の衝撃で吹き飛ばされそうになったが、目を開けると悟林と未来悟飯の拳は互いの横っ面に突き刺さっていた。
「っ…やるね、悟飯…この強さなら未来でも…大丈夫…これからもトランクスさんと一緒に…」
「姉さんも…っ…強かったよ…まだ未熟なのが…分かったよ…」
互いにダメージが大きすぎたのか、そのまま地面に落下しそうになったところをピッコロが助けてくれた。
「良い闘いだった。お前達は俺の誇りだ」
「「ピッコロさん…」」
そのまま歴史が違う双子は気絶してしまった。
悟空も満足そうな2人に微笑みながらカプセルコーポレーションに連れていく。
そして翌日の出発の日。
「本当に帰っちゃうの?もっとこっちにいてよ!」
悟天が未来へ帰ってしまう未来悟飯に寂しそうに言う。
「ごめんな、でも時々遊びに来るさ。ビルス様からも了承をもらったし…だからな、悟天。次に会う時にはもっと逞しくなってろよ?」
「うん!約束するよ!」
「ちぇー、せっかくお兄ちゃんが出来たのにな」
「大丈夫だ、タイムマシンがある限りはまた会えるさ……そうだ、トランクス!」
カプセルから取り出したのは未来トランクスが最初に過去に来た時に使っていた剣であった。
それをトランクスに渡す未来トランクス。
「わっ!?くれんの?」
「ああ、俺が昔使っていた剣の予備で悪いけどな」
それでも対人造人間用として鍛えられた剣なので、この世界の剣より遥かに名剣なのだが。
それでもトランクスにとって今まで縁がなかった兄のお下がりと言うのは相当嬉しかったらしく、とても喜んでいた。
「ト
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ