第64話
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、何か変わった?」
「ああ、悟林さんも悟飯さんも動きが鋭くなって気が高まり始めている。」
「悟林と悟飯は双子だからな、気も似ているから悟飯が強くなれば悟林も強くなって、悟林が強くなれば逆に悟飯も強くなるんだ。どうするベジータ?トランクス?あいつらどんどん強くなっぞ?」
今の2人はベジータのフルパワーの超サイヤ人ブルー、悟空の20倍ブルー界王拳に迫るほどのパワーに到達しつつある。
「ふん、決まっている!あいつらが更に強くなるなら俺ももっと強くなって見せる!」
「俺もです、超えてみせますよ。悟飯さんも悟林さんも」
ベジータはベジータらしい不敵な表情で、未来トランクスも笑みを浮かべて闘いを見つめていた。
「(もう1人の僕は未来が平和になった後でも必死になって修行を続けていたんだ…僕も強くならなきゃ…)」
ピッコロの言う通り、自分はもう2人に守られる存在ではない。
ビーデルと言う妻を持ち、パンと言う娘を持った自分は守る側になったのだ。
気付くのが遅くなってしまったけれど、少しでも近付こうと思った悟飯であった。
打撃の交換が終わった悟林と未来悟飯はボロボロになりながら笑みを浮かべた。
「やるね悟飯、弟がここまで成長してくれて私は嬉しいよ」
「姉さんも流石だよ。ただ俺の世界の姉さんに比べれば少し優しいけどね」
「ん?どういうことかな?」
「俺の世界の姉さんはもっと熾烈だったよ。」
未来悟林の攻撃は人造人間と戦い続けていたこともあって一撃一撃が敵を叩き潰すことに特化したもので、とても激しい物だった。
この世界の悟林も熾烈ではあるが、どこか甘さがある。
「俺が言うのもあれだけど、姉さんは厳しいように見えて優しいからね。こっちの俺を修行に全く誘わなかったのもあいつのことを思ってだろ?」
未来悟林がそうだったので、悟飯の性格などを考えて修行に誘わなかったのだろう。
結果的にその配慮が裏目に出ることになってしまったが。
「さあ、どうだろうね。弱いなら弱いでからかい甲斐があるから構わないけど」
未来悟飯の言葉に対して誤魔化しながら悟林はかめはめ波の構えを取った。
「かめはめ波か…望むところだ姉さん!」
未来悟飯も笑みを浮かべながらかめはめ波の構えを取る。
「かー…」
「めー…」
「はー…」
「めー…」
「「波ぁーーーーっ!!!」」
2人の渾身のかめはめ波が激突し、凄まじいエネルギーが立ち昇る。
「(やっぱり凄いな姉さんは…この短い時間でどんどんパワーを上げていってる…!)」
「(未来の悟飯、修行の時は分からなかったけど真剣勝負の時の打たれ強さは中々だね。当然か、あの子は人造人間とブラック…自分
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