第64話
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って吹き飛ぶ。
「どうしたの悟飯!?おまえの力はこんなんじゃないでしょ!力を振り絞れーーーっ!!」
「ぐうううっ!!」
やはり悟林の気の扱いは未来悟飯の遥か上を行っていた。
昔から精密な気のコントロールを要求される界王拳を普段の修行に組み込んでいた悟林の気のコントロール技術は他の追随を許さない。
未来悟飯も何とか押し返そうとしているが、拮抗に持ち込むのがやっとである。
悟林は不敵な笑みを浮かべて気功波を中断して未来悟飯の気功波の横を通り抜けながら強烈な蹴りを繰り出して吹き飛ばす。
そして悟林は追撃のラッシュを繰り出す。
「そらそらそらそらっ!!」
「っ…そこだぁっ!!」
悟林の猛攻に未来悟飯は数えるのも馬鹿らしいと言える程の攻撃を受けていたが、未来悟飯は持ち前のタフさで耐え抜いて悟林の攻撃後の隙を突いて鳩尾に拳をめり込ませた。
「がはっ!?」
予想外の反撃を受けた悟林の動きが止まる。
未来悟飯は自分より強い相手との闘いに慣れており、人造人間とは10年以上も闘い続け、ブラックとの闘いも生き抜いたのだ。
単純な体の強さなら間違いなく未来悟飯の方が上だ。
「だりゃあっ!!」
そして拳に膨大な気を集中させて放出することで悟林を勢い良く吹き飛ばす。
「まだまだぁ!!勝負はこれからだぁっ!!」
「望むところだ姉さん!!」
気で瓦礫を吹き飛ばしながら接近しようとする悟林に対して未来悟飯は上空に移動する。
「チッ!!」
舌打ちしながら狙いを定めると、気弾を連射した。
「だだだだだだだっ!!」
未来悟飯は無数の気弾の隙間を縫うように距離を悟林の脳天に組んだ拳を叩き付け、更に背後を取って上空に蹴り上げたところに強烈な膝蹴りを叩き込んだ。
「がはっ!?」
あまりの威力に一瞬意識が飛びかけたが、すぐに持ち直して未来悟飯の顔面に肘打ちを叩き込み、怯んだところを顎を蹴り上げた。
「ぐっ!うおりゃあっ!!」
しかし未来悟飯も反撃の拳で悟林の横っ面を殴り飛ばし、悟林もまた拳を未来悟飯の腹に叩き込む。
未来悟飯は腹を押さえながらも悟林の胸に蹴りを入れた。
「凄い…!凄いよ姉ちゃんも未来の兄ちゃんも!!」
「良いぞ、戦闘民族サイヤ人はこうでなくてはな」
悟天の言葉にベジータも笑みを浮かべながら言う。
「これが次世代の戦闘民族サイヤ人同士の本気の闘いか…どうだ、悟飯。あの2人の闘いを見た感想は?」
「凄いです…あんなに激しい闘いをしているのに…もう1人の僕は楽しそうだ」
「当然だ、あいつらの闘いは傷付けるための闘いではない。自分を高め、競い合うための物だからな」
「動きが良く分かんないけど
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