第64話
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思い出の修行場に着いた2人は互いに好戦的な笑みを浮かべていた。
「ねえねえ、お父さん!姉ちゃんと未来の兄ちゃんのどっちが勝つかな!?」
「そうだな、基本的な力はほとんど同じだけど、悟林も未来の悟飯も少しくれえの差なんて簡単に縮めていくぞ」
「悟飯、良く見ておけ。あの2人の闘いはお前にとって大きな糧となるだろう」
「はい!」
「悟林と未来の悟飯か…面白い闘いになりそうだ」
「悟飯さんと悟林さんの修行じゃない本気の闘いか…」
「未来の悟飯さんと悟林さんが…ワクワクするなぁ…」
観戦している者達が会話をする中、悟林は早速神のオーラを纏いながら潜在能力を解放した。
相変わらずの凄まじいパワーに未来悟飯の表情が引き締まる。
「さあ、悟飯も力を出せ!!」
「はああああっ!!」
未来悟飯もまた究極神化を果たすと悟林を鋭く見据えた。
「姉さん、これが俺のフルパワーだ。」
「それだけの力を持ってトランクスさんもいるのに良く私と闘おうなんて思ったね」
「まだまだ!この程度じゃ全然足りない!ブラックのような奴がまた現れた時、今度は姉さん達に頼らなくても良いようになりたい!俺が求めるのは今よりも遥か高みの力!姉さんとの闘いを通じてその力を手にしてみせる!!」
未来悟飯の言葉に悟林もまた満足そうな笑みを浮かべる。
「なるほどね、確かに悟飯の言葉には納得した。でもね、先に究極の更に高みの力を手に入れるのは悟飯じゃない。私だよ!弟がお姉ちゃんに勝とうなんて10年早いね!!」
「さあ、どうかな!?」
2人の闘志が最高潮に達した時、悟空が上空に合図代わりの気弾を放った。
合図によって2人は同時に飛び出し、拳を激突させた。
「くうううっ…!」
「グググ…だありゃあっ!!」
拮抗していた拳をずらして未来悟飯は悟林にラッシュを繰り出す。
そして悟林もまた未来悟飯の猛攻を捌きつつ、反撃の拳と蹴りを繰り出し合い、拳と蹴りがぶつかる度に周囲に衝撃波が撒き散らされる。
「姉さん!界王拳を使っても構わないんだぞ!?」
「いつまでも界王拳に頼りっぱなしじゃ駄目でしょ!それにこの闘いに界王拳は寧ろ不要!!」
「後悔するなよ姉さん!!」
未来悟飯が拳に気を集中させて悟林を殴り飛ばそうとしたが、悟林は逆にそれを利用して支えにすると未来悟飯の脳天に踵落としを叩き込んで岩に叩き付ける。
未来悟飯は岩から飛び出すが、既に悟林は追撃の魔閃光を放とうとしていた。
「魔閃光ーーーっ!!」
追撃で悟林が多用する気功波。
「か…め…は…め…波ぁーーーっ!!」
対する未来悟飯もかめはめ波を放つと、2つの気功波が激突して周囲の瓦礫が衝撃によ
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