第63話
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」
「…デンデには俺が伝えてくる…」
ピッコロがデンデに説明しに向かい、残った面子はドラゴンレーダーに映ったドラゴンボールの回収に向かった。
そして翌日、集めたドラゴンボールと神龍の模型を持ったデンデが連れていかれ、未来の世界に移動した。
デンデの存在のおかげで未来の世界でもこっちのドラゴンボールは健在であった。
「出でよ神龍!!」
悟空の合図によって空が暗くなり、神龍が現れた。
「さあ、願いを言え。どんな願いも叶えてやろう」
「…未来の世界にまですまねえ神龍。でもこれだけは神龍じゃねえと出来ねえんだ。まず、ブラックとザマスに滅茶苦茶にされた物を全て元に戻してくれ!!」
「…分かった。だが、少し待て…時間がかかる。」
恐らく、このドラゴンボールでは全ての物を元通りにするのは不可能だろう。
しかし、出来る限りのことはしてやりたい。
そして地球の街が元通りになり、未来悟飯達が喜んだ。
「そしてこれが最後の願いだ。ブラックがこの世界に現れてから殺されちまった人達をうんとわりい奴らを除いて生き返らせてやってくれ」
「その願い、叶えてやろう。だが、私の力の範囲内でだ」
「分かってる…」
完全な復活は出来ないが、それでもこのままよりはずっと良い。
神龍の力によって生き返り始めた人々が現れ始める。
「トランクスーーーっ!!悟飯君ーーーっ!!」
「母さん!」
「「ブルマさん!」」
振り返ると未来ブルマが駆け寄ってきた。
どうやら最近殺された者達が優先されて生き返らせてもらっているようだ。
「やったのねあんた達!」
「はい、勝ちましたよ母さん!父さん達が力を貸してくれたおかげで…」
「…ベジータ…」
「こっちのドラゴンボールで生き返ったようだな」
「ええ、あんた全然変わらないのね。会った時と全然変わらないじゃない。」
「我々サイヤ人は戦闘民族だ。だから闘うために若い時代が長いんだ。基本的にサイヤ人は80になるまで若い」
「何よそれ!化け物じゃない!!」
地球人とは比べ物にならない老化現象に未来ブルマが叫ぶ。
「…ブルマ、良くやった。お前のタイムマシンのおかげで最悪の事態は免れた。流石はこの俺の妻だ」
背中を向けながら言ったベジータの言葉に未来ブルマは驚いた後に涙ぐむ。
「っ…な、何似合わないこと言ってんのよーっ!あんたはあんたらしく昔みたいにふんぞり返ってなさいよーっ!!」
そんな未来ブルマの姿に未来トランクスと未来マイは微笑んだ。
今までの未来ブルマの苦労がやっと報われた気がしたからだ。
「…それでも完全じゃないんですよね…」
「そうだな、地球から離れ過
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