第63話
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ンクス達はどうすんだ?あっちの世界のドラゴンボールはブラック達に壊されちまっただろ?」
最大の問題は未来の世界にはドラゴンボールがないことだ。
地球は勿論、超ドラゴンボールも駄目、もしかしたら未来のナメック星のドラゴンボールも破壊されている可能性がある。
「だったらこっちの超ドラゴンボールで復活させてもらいましょ!何でも願いが叶うなら並行世界にも効果があるはずよ」
「そ、そうか!ママ頭良い!」
「み、みんなが生き返るんですか!?」
「母さんやお祖父さんが…」
「駄目だ!!」
この場にいる全員が希望を持ち始めていた時、ビルスが反対した。
「え?ビルス様?どうしてだよ?」
「超ドラゴンボールを並行世界のために使うのは僕が許さん」
「な、何でよ!?別に悪いことに使う訳じゃないんだし…」
「超ドラゴンボールは第7宇宙と第6宇宙にある物だ。第6宇宙のドラゴンボールを回収するには当然向こうの連中の許可をもらう必要がある。もし、並行世界のこいつらのことを向こうの連中に知られてみろ。全王様に報せられて消滅させられるかもしれんぞ」
「そ、そんな…でも…」
「良いか!良く聞け、これはな…この宇宙のことだけじゃない。お前達がやっとの思いで救った並行世界の未来のことも考えて言ってるんだ。今は無人でもその星に生き残った生物が進化し、新たな人間となる…人間からすれば気が遠くなるほどの時間がかかるがな…だが、消されてしまったらその可能性すら潰えてしまうぞ…!」
ビルスもビルスなりに未来の世界のことを考えてのことだったようで、誰もが沈黙する。
「あっ!ねえ、ブルマさん!タイムマシンの燃料のチャージお願い!」
「え?」
「必要なの、お願い」
「あれ?でも未来の世界にはもう行けねえんじゃねえのか?」
「次元転送装置の周波数を変えれば並行世界にもジャンプ出来るようです。新しいパラレルキャパシターを上手くバイパス出来ましたのでどの未来にも行けるようになりました。」
ピラフの説明によって何度でも移動出来るようになったことを知った一同は喜ぶ。
「みんな!手伝って!超ドラゴンボールが駄目ならこっちのドラゴンボールだよ!」
超ドラゴンボールに比べれば性能は大きく劣るものの、こっちのドラゴンボールでもある程度の復活は出来るはずだ。
「え!?でも未来の世界の神様はデンデじゃないんじゃ…」
「その辺は大丈夫だよ、神様を連れていけば良いんだし。平気平気」
「お、お前と言う奴は…」
デンデの了承も取らずに連れていこうとしている悟林にピッコロは頭を痛める。
「と、とにかく!こっちのドラゴンボールを集めれば良いんですね?」
「そうだよトランクスさん
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