第62話
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悟空はブラックが超サイヤ人ロゼ2に変身してから嫌な予感を覚えていた。
恐らくブラックが超サイヤ人ゴッドを超えた超サイヤ人2に変身出来たのはブラックが神だからだろう。
超サイヤ人ブルーが無理をして人間を超サイヤ人ゴッドよりも上の神の領域に至る変身だが、元々が神であるブラックは本来の領域に戻る変身なのだろう。
そのために超サイヤ人ブルーのような負担がなく、ブラックは超サイヤ人ロゼを超えることが出来たのだ。
「ちょっとやべえかもしんねえな。オラも行ってくる」
「はい、父さん。気をつけて下さい」
悟空も闘いの場に向かおうとすると、ゴテンクスがカプセルを持って戻ってきた。
「「お父さん!これっ!ザマスを封印した壺の入ったカプセル!」」
「おっ!これがそうか!でかしたぞおめえ達!」
つまりこれでブラックは回復出来なくなる。
一番の邪魔者が排除されたことに悟空は喜ぶ。
「「悟林姉ちゃんがこれをビルス様に持っていってだって」」
「ビルス様に?確かにビルス様なら万が一封印が解けても大丈夫でしょう。私が責任を持って渡してきます」
時の指輪の力で過去に戻る界王神、後にビルスから拳骨を喰らうことが確定となった。
そしてベジータはブラックに攻撃をしかけるが、超サイヤ人ロゼ2となったことでスピードが大幅に上がり、攻撃をかわしていく。
「なるほど、スピードは貴様が上のようだな」
「スピードだけではない。全てが貴様より上だ!」
「なるほど、それならパワーを見せてみろよ!」
ブラックが距離を詰めてベジータの腹に拳をめり込ませると、ベジータが呻く。
「ぐおお…!」
それを見たブラックが醜悪な笑みを浮かべて追撃を仕掛けようとするが、ブラックよりも重い音を立てながらブラックを殴り返した。
「ぐあっ!?」
「どうやらパワーは俺よりないようだな…!」
「己!」
距離を取ろうとしているブラックの胸倉を掴むと頭突きをお見舞いし、怯んだところを何度も殴り飛ばす。
「このフルパワーの超サイヤ人ブルーに肉弾戦を挑んだのが間違いだったな!」
スピードは超サイヤ人ロゼ2が上なのだが、パワーと防御力はフルパワーの超サイヤ人ブルーが上なので肉弾戦はベジータが有利であった。
「この私が人間なんぞに!!」
「ぬっ!?」
気爆破で強引に離脱するブラック。
同時にベジータの目眩ましにも成功し、気を纏わせた手刀でベジータを斬り裂こうとした時であった。
「20倍界王拳!!」
真横から悟空が割り込んでブラックを殴り飛ばした。
「カカロット!?」
「ベジータ、悟林達がザマスを封印した。」
「何だと?」
確かに周囲を見渡して
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