第61話
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ラックは瞬間移動でかわし、背後を取って殴りかかるが、ベジータはその腕を掴む。
「貴様の攻撃などお見通しだ。馬鹿め」
その様子は離れた場所にいる悟空達も見ていた。
「す、凄い…何なんですかあの父さんの変身は!?超サイヤ人ブルーじゃないんですか!?」
「いや、超サイヤ人ブルーさ、ベジータは過去に戻った後に精神と時の部屋で修行したんだ。20倍界王拳を使った超サイヤ人ブルーのオラとな。その途中で変身出来るようになったんだ。超サイヤ人ブルーのフルパワーにな…あの時は大変だったぞ」
つまりあの変身は超サイヤ人ブルーの秘められた力を解き放った変身なのだろう。
20倍界王拳を使った超サイヤ人ブルーの悟空にも劣らないどころか上かもしれない強さのようだ。
そして上空ではベジータがブラックを圧倒しており、一方のザマス討伐に向かった悟林とゴテンクスはと言うと。
「「オラアッ!!」」
ゴテンクスはエネルギー消費を抑えるために超サイヤ人2で闘っていたのだが、ザマスが思っていたより強くないことに驚いていた。
「くっ!」
「「何だこいつ?ブウさんより弱っちいぞ?」」
今のゴテンクスは合体元の2人が強くなってブウとの闘いの時とは大幅にパワーアップしていると言ってもザマスはとんでもない悪党と聞いていたからきっとブウより強いと思ってブウ戦当時の超サイヤ人3より強くなった超サイヤ人2に変身したのだが、予想外に弱かった。
「まあ、界王様だからねぇ、界王様にしては力だけは強い方だと思うけど…まあ、それ以外の完成度は私達の知っている界王様より格下のようだけどね」
「第7宇宙の北の界王…下等な人間を弟子にする愚かな神より下だと…?舐めるな人間…ぐわあっ!!」
立ち上がろうとしたザマスを悟林は眼力による気合砲で吹き飛ばした。
「「悟林姉ちゃんは怒らせるとおっかないんだぜ」」
父親達の強さと母親達の気の強さを併せ持つ悟林はゴテンクスが最も頭が上がらない相手だ。
「己…」
「「そんなことよりお前!何でこんなことをしたんだよ!こっちのお母さんやママを殺しやがって!」」
「何だと?」
「「俺は悟天とトランクスが合体したんだ!だからお前が殺したチチお母さんやブルマママの子供だ!!」」
ゴテンクスの正体を知ったザマスは最初は驚いたが、次の瞬間嘲笑った。
「ふん、殺したのは厳密には孫悟空の体を奪った私だがな。奴らは存在自体が罪深き人間。人間を消去するのに理由など必要あるまい!私の行いは正義なのだからな!特にブルマと言ったか?奴はトランクスと共に時間移動を行った!奴らの行いが私の正義感に火を点けた!!」
「「お前…ママは別にタイムマシンを悪いことに使おうとしたわけじゃないだろ!!マ
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