第61話
[1/7]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
瞬間移動で闘いの場に到着した悟空達の行動は速かった。
ゴテンクスが未来悟飯に手刀を振り下ろそうとしてるザマスに頭突きをお見舞いして吹き飛ばし、ゴテンクスはそのまま追い掛けると、ベジータがブラックと未来トランクスの間に割り込んだ。
「と、父さん…」
ベジータはチラリと未来トランクスを見遣る。
ゴッドとは桁違いのパワーに恐らく未来トランクスが超サイヤ人ゴッド超サイヤ人を会得したのだと理解した。
悟林も未来悟飯も会得出来なかった変身を会得した息子にベジータは呟くように言う。
「ゴッドを超えたか……流石は俺の息子だ」
「……っ!」
初めて父親からの率直な賛辞に未来トランクスの目頭が熱くなった。
「カカロット、悟飯とトランクスに仙豆を食わせてやれ。ブラックは俺が倒す」
「分かった」
「ザマスは私とゴテンクス君に任せて、ベジータさんはブラックをさっさと倒しちゃってよ」
「貴様に言われるまでもない」
悟空が瞬間移動で界王神の元に避難し、悟林はザマスとゴテンクスの所に向かった。
「よう、界王神様」
「悟空さん!」
「待たせてすまねえ、仙豆は後4粒あるからわりいけど界王神様は悟飯に」
「分かりました」
界王神が悟空から1粒受け取り、未来悟飯に食べさせると全快する。
「ふう…ありがとうございます悟空さん」
未来トランクスも悟空から仙豆を受け取って回復すると、悟空が嬉しそうに口を開いた。
「ゴッドを超えたんだなトランクス。流石ベジータの息子だ」
「はい、でも俺だけの力じゃありません。あの世から悟林さんが力を貸してくれたから…俺だけの力ではとてもなれませんでした。」
「そっか、おめえの師匠だもんな…ところであんたは?」
ゴワスを知らない悟空は首を傾げる。
「第10宇宙の界王神…ゴワスと申す…この度はあなたに多大なご迷惑を…誠に申し訳ない…!私がザマスに余計なことを教えてしまったばかりに…!」
「あんたに謝られても仕方ねえよ。あんたもブラックに殺されたんじゃねえか。それよりもあんたは早く過去へ帰った方がいい。あんたが死んじまったら第10宇宙の破壊神様も死んじまうんだろ?」
「申し訳ないが、私は愚かな弟子の最期を見届けたい…」
「…分かった、悟飯とトランクスは休みながら界王神様達を守ってやってくれ。ブラックとザマスは絶対に倒してみせる」
梃子でも動きそうにない様子だったので仕方なく未来悟飯と未来トランクスにゴワスと界王神を守るように言うと2人は頷いてくれた。
一方、睨み合うベジータとブラック。
「私には前と同じに見えるが…何か変わったのか?ベジータ」
「ふん、貴様も相変わらず憎たらしい顔をしてやが
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ