第四百八十七話 訓練と食事〜素敵なカツカレー〜その十
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ウールのチーズも食べた、チーズはナナカも食べたが彼女はここでウールに対して訓練を見つつ言った。
「本当にライダーの人達は強くて」
「ああ、それでもね」
「それでも?」
「まだ最強フォームじゃないから」
ジオウとゲイツを見つつ話した。
「二人共ノーマルフォームだから」
「ノーマルですか」
「うん、二人は色々なフォームを持っていてね」
そうしてというのだ、
「最強フォームはあんなものじゃないよ」
「そういえば」
ミミは今はデストロンではなくライダー達のデータファイルを開いていた、そこでジオウとゲイツを見て言った。
「お二人は」
「そうだね」
「色々なフォームを持っていて」
「それで最強フォームになると」
それぞれはというのだ。
「物凄いデータね」
「むしろそのデータ以上にね」
「お二人は強いのね」
「そうなんだ、二人の戦い方が凄いから」
だからだというのだ。
「これまでの戦闘の経験やセンスもあってね」
「そうなんだ」
こう話した。
「二人共ね」
「じゃあ何でいつも最強フォームにならないんですか?」
サレンはこのことを問うた。
「お二人は」
「体力の消耗が激しいのよ」
オーラが答えた。
「だからなのよ」
「だからですか」
「ええ、ライダーに変身しているだけでも体力を消耗するけれど」
それだけでなくというのだ。
「フォームの能力が高ければ高いだけね」
「体力の消耗が激しいですか」
「だからね」
「最強フォームはですか」
「体力の消耗がかなり激しいから」
それ故にというのだ。
「あまりね」
「使えないんですね」
「そうなの」
こうした理由があるというのだ。
「実はね」
「そうでしたか」
「そう、だから」
それでというのだ。
「二人共普段はノーマルフォームなのよ」
「強い力にはリスクもある」
マヒルはジュンとクリスを圧倒するジオウを見つつ言った、騎士としてかなりの強さを誇る二人でも相手になっていない。
「そういうことね」
「そうなんだ」
またウールが答えた。
「だからね」
「あの人達も」
「そうそう最強フォームにならないんだ」
「じゃあ最強フォームになる時は」
「スサノオと戦う時とか」
「かなりの時なのね」
「そうだよ」
こう話した。
「二人共ね」
「そして皆が満足に戦えるにはね」
常盤の叔父も言ってきた。
「僕達がしっかりしておくことだよ」
「食事や医療品を用意することか」
「そうだよ」
ミツキに笑顔で答えた。
「何といってもね」
「そうしたことを整えて」
「そしてね」
そのうえでというのだ。
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