第60話
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、ちょっと止めて下さい!界王神様がそんな…!」
突然頭を下げたゴワスに困惑する未来悟飯と未来トランクス。
「事情は全て伺いました。私がザマスを弟子に取ってしまったばかりにこのような事態を招いてしまった。」
「な、何を言うんですか!あなたもザマスの…ブラックの被害者じゃないですか!」
「と…とにかく頭を上げて下さい」
自分を責めるゴワスに未来悟飯がゴワスもまたブラックの被害者であると言い、未来トランクスも頭を上げるように言う。
「そ…そうですよ、ゴワス様…!ザマスは元々歪んだ考えを持っていたんです。ゴワス様だけの責任では…」
「いや、それを見抜けなかったのは私の落ち度、責任の所在は明らかです」
「ゴ…ゴワス様」
「あの、界王神様…ここはもしかして界王神界ですか?」
「はい、未来の悟飯さん。ここならブラックに見つからないでしょう。悟空さん達が戻るまでここで身を潜めましょう。まずは手当てをしなくては」
「なら、先に悟飯さんをお願いします。俺より酷い怪我をしているんです」
「分かりました、今から薬草を調達してきますので」
界王神は早速、傷に効果のある薬草の調達に向かった。
「…ゴワス様…でしたよね…?何故ザマスはあんなことを?」
「分かりません、何故このようなことを…確かに正義感が強すぎるところはあったが…」
ゴワスには何が原因でブラックとなったザマスがこのようなことをしたのか分からないのだろう。
「そうですか、トランクス。今はゆっくり休もう」
「はい、悟飯さん」
今は少しでも体力を回復させる時だ。
悟空達がこっちの世界に来るまでは必ず生き延びなくてはならない。
界王神が戻ってきて手当てをしてくれたおかげで未来悟飯も未来トランクスも傷の痛みが退いて眠ることが出来た。
流石は界王神界の薬草と言ったところか。
「2人共、良く寝ているようだな」
「はい、薬草が効いたようです。キビトがいればすぐに体力を回復してあげられるのですが…」
キビトは界王神ではないため、未来には来られなかったが、連れていくことが出来れば頼りになっただろう。
「復活パワーは界王神に従事する者にのみ与えられる能力。元々は我々界王神をサポートするために備わる力だ」
「………その力が今悪用され、守るべき宇宙を脅かす存在を生み出している…」
「………何とも皮肉な話だ…今、界王神の在り方が問われているのかも知れんな…」
界王神として界王神をサポートするための力が悪用されている現状はとても辛いものがあるだろう。
しかし、事態の悪化は止まることを知らない。
界王神達は地球の僅かな人間の命が急激に減っていることに気付いた。
「こ
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