第60話
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
は当然と言える。
「でもビルス様、界王神様に出来ることって大体界王様にも出来んだろ?」
「まあ、そりゃあね」
「オラ達の師匠の界王様は界王拳や元気玉も教えてくれた凄え人だからなぁ」
「北の界王ねえ、寒いギャグが好きなのはアレだけどね」
界王拳はビルスも感心する技だったので、確かに悟林や悟空の気持ちは分からなくはないかもしれない。
「まあ、界王神様の場合は引き継ぎが終わっていない状態で師匠である大界王神様がいなくなられたのが原因ですからねぇ」
第7宇宙の界王神が妙に頼りないのは界王神となるための引き継ぎが終わっていない状態でブウとビビディが現れて師匠の大界王神や先輩に当たる界王神がいなくなってしまったからである。
なので、界王神の頼りなさを責めるのは少々酷だろう。
「おい、さっさとタイムマシンに乗り込むぞ」
「おう」
「孫君、ベジータ、悟林ちゃん。実はタイムマシンの並行世界の繋がりが弱くなっているの、これが最後の往復よ」
乗り込もうとした時、ブルマからの衝撃の事実に驚く。
「え?じゃあ、ビーデルさん達は…」
「しばらくはこの世界で過ごすしかないわね、でも大丈夫よ。私は天才だもの、必ず何とかしてみせるわ。だから、トランクスと悟飯君を助けてあげて」
「おう!任せとけ!」
ブルマの言葉に頷くと悟空がタイムマシンを操作して並行世界の未来へと向かった。
「…頼んだぞ、悟空さ、悟林……あんれ?悟天?どこに行っただ?」
「トランクス!?どこ行ったのよーっ!?」
「あの2人ならタイムマシンの別のコックピットに乗っていましたよ」
「「えーーーっ!!?」」
カプセルコーポレーションにチチとブルマの絶叫が響き渡った。
そして時空を渡っている途中で悟林達も気付いて慌てることになるが、このまま並行世界の未来に直行した。
そして時間を戻して、並行世界の未来ではブラックとザマスから逃げ切った未来トランクスと未来悟飯の前に見覚えのある人物が現れたのだ。
「トランクスさん、悟飯さん、ご無事で何よりです。」
「か、界王神様!?」
「もしかして、過去の世界から?」
「ええ、私達界王神は時の指輪でどの未来にも行くことが出来ますので」
「「…私…達?」」
界王神の言葉に違和感を感じた未来トランクスと未来悟飯だが、その答えはすぐに分かった。
「申し遅れました」
声に振り返ると黄色い肌の年老いた界王神がいた。
「あなたは?」
「第10宇宙の界王神…ゴワスと申す。この度は誠に申し訳ない!」
未来悟飯が尋ねると第10宇宙の界王神・ゴワスと名乗り、2人にザマスのことで頭を下げた。
「え!?」
「ちょ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ