第二部 1978年
ミンスクへ
ベルリン その6
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連中は軽視出来ねえだろう」
男は彼に首を垂れる
「お前さんが引退するのは、暫く先に為りそうだ。
少しばかり老骨に鞭を打って走ってほしい」
彼は、立ち上がって、言った
「仮にも議長の任に有る者が、簡単に頭を下げるではない。
私もそうもされては、断るものも断れないではないか……」
男は居直ると、彼に向かって言った
「そう言う訳だから、お前さんは今まで通り頼む。
俺が言ったことを上手く利用して、連中を誤魔化せ」
彼は、深く頷く
「邪魔したな」
そういうと、ドアを開け、部屋から去っていった
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