第三十九話 素敵な偉人その五
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「皇室否定する人って同時に北朝鮮はいいって言うからね」
「何かあの国のこと細菌よくお話します」
「有名な国だしね」
「だからですね」
「あそこ世襲制じゃない」
「将軍様そうですよね」
「共産主義って世襲制度禁止しているんだよ」
部長はこの現実を話した。
「だから皇室も批判しているんだ」
「存在自体を否定していますか」
「だったら北朝鮮は論外だよ」
「世襲ですからね」
「何か国民の人達が支持しているからいいって言うけれど」
それでもと言うのだった。
「それは日本でもだよ」
「そうですよね」
それはとだ、咲も頷いた。
「私も皇室好きです」
「僕もね」
「もう凄い方々ですよね」
「歴史が違うからね」
「それも皇帝で」
「そしていつも日本と国民のことを想われている方々だから」
それ故にというのだ。
「僕も好きだよ」
「そうですよね」
「けれどその人達はそうした意見は右翼だの反動だの言って切り捨てて」
そうしてというのだ。
「あくまで自分の意見を言って」
「それで北朝鮮はですか」
「あの国の国民が支持しているからいいってね」
「本当に支持してます?」
咲はこのことが疑問だった。
「そもそも」
「あそこは独裁国家だからね」
「物凄い言論弾圧してますよね」
「無茶苦茶なね」
「そんな国ですよね」
「もっと言えば言論統制と洗脳だよ」
弾圧どころでなくというのだ。
「そうしてるよ」
「滅茶苦茶ですね」
「そんな国で国民が支持しているか」
「言わされているに決まってますね」
「もう普通の人ならわかるよ」
「一目瞭然で」
「だから世襲の共産主義もね」
北朝鮮のそれもというのだ。
「いいってね」
「言ってますか」
「そうなんだ」
「思いきり矛盾していますね」
「それで自衛隊も嫌いだけれど」
「あそこのあのとんでもない軍隊はいいんですね」
「百万いてね」
二千二百万と言われる人口のうちの百万だ、それがどれだけ大きな規模であるかは言うまでもないであろう。
「それで軍事費は国家予算の四分の一位だっていうから」
「核開発とかミサイルとかも」
「やってるよ」
「とんでもない軍事大国ですね」
「けれどあそこはいいって言うんだ」
北朝鮮の軍隊はというのだ。
「訳がわからないことにね」
「日本が駄目ならですね」
「もう北朝鮮なんてね」
それこそというのだ。
「日本より遥かに駄目だよ」
「そうなるのが理屈ですね」
「けれどその理屈がね」
これがというのだ。
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