第三十九話 素敵な偉人その一
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第三十九話 素敵な偉人
咲は伊藤博文の逸話の一つを漫画にすることに決めそれをプロットに書きはじめた、そうするとだった。
クラスでもだ、そのことをクラスメイト達に話した。するとクラスメイト達は口々にこんなことを言った。
「女好きでね」
「昔の千円札の人よね」
「お髭が印象的で」
「実は気さくで陽気で」
「衣食住滅茶苦茶適当だったらしいわね」
「そうなのよね、何か面白過ぎる人なのよ」
咲はクラスメイト達に答えた。
「だから描くけれど」
「明治維新ってこの人の存在大きいしね」
「最初の総理大臣でね」
「色々なことしてね」
「凄い人なのよね」
「幕末から明治って色々な人いたけれど」
それでもというのだ。
「この人は特に凄いのよね、だからどのお話漫画にするかも考えたわ」
「逸話多い人だしね」
「織田信長さんみたいに」
「負けてないわよね」
「それで河豚のお話にしたの」
こちらにしたというのだ。
「あの下関で食べて」
「何か河豚食べるの解禁したのよね」
「食べて美味しかったから」
「それで」
「色々考えたけれど私も河豚好きだし」
食べて美味しいからだ、ただし高価なのであまり食べることはない。このことは咲の家の財政事情からのことだ。
「だからね」
「このお話にしたの」
「そうしたの」
「咲ちゃんが河豚好きだし」
「そのこともあって」
「そうなの」
だからだというのだ。
「そのお話にしたの」
「あのお話ね」
「河豚食べて美味しくて」
「お店の人が毒あるから処罰は受けるって言って」
「それを笑って許して逆に下関で河豚食べていいってした」
「そのお話よね」
「博多もそうしたのよね」
咲はそこもと話した。
「これが」
「へえ、下関だけじゃないの」
「博多もなの」
「あそこもだったの」
「そうなの、調べたらね」
そうしたらというのだ。
「博多もなのよ」
「博多っていうとラーメンね」
「あとガメ煮に明太子」
「それと鶏肉」
「おうどんもあるわね」
「辛子蓮根もね」
「そうしたものもあって」
それでというのだ。
「河豚もなのよ」
「そうだったのね」
「博多って河豚もあったのね」
「それでそれは伊藤博文さんがはじめたのね」
「そうだったのね」
「そう、それでね」
咲はクラスメイト達にさらに話した。
「伊藤さんあたらなかったの」
「あたっていたら死んでたしね」
「河豚にあたったらね」
「流石に危ないわね」
「その時は」
「関西じゃ鉄砲っていうのよね」
河豚はというのだ。
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