第四百八十七話 訓練と食事〜素敵なカツカレー〜その二
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「蛙もだがな」
「美味しいっていうのね」
「そうだ、実際に食うとだ」
そうしたらというのだ。
「かなりな」
「美味しいのね」
「外見はどうでもな、それにな」
「それに?」
「蛇や蜥蜴や鰐もだ」
こうした生きものもというのだ。
「美味いがな」
「そうなの」
「どれも鶏肉みたいな味だ」
先程話に出た通りにというのだ。
「しかも毒もないしな」
「いいっていうのね」
「あと魚もな」
こちらもというのだ。
「いいがな」
「お魚ね」
「あんたはそっちはどうだ」
「そっちは大丈夫よ」
キャルは明光院に笑顔で話した。
「好きだから」
「だからいいか」
「ええ、じゃあ魚料理もね」
「それもだな」
「出してくれたら」
笑顔のまま話した。
「喜んでね」
「ならいいがな」
「ええ、しかしカツカレーとはね」
キャルは今晩のメニューについて述べた。
「いいわね」
「カツカレーはいい食べものだ」
ウォズも笑顔で述べた。
「食するとだ」
「物凄く美味しいよね」
「最高だ」
ペコリーヌにも笑顔で答えた。
「実にな」
「はい、やばいですよね」
「全くだ」
「では楽しんで食べましょう」
「是非な」
こう言ってそうしてだった。
戦士達はカレーも食べることにした、しかし。
ここでだ、ユウキがこんなことを言った。
「カツカレー最高だよね」
「君もそう思うな」
「うん」
ウォズに明るい笑顔で応えた。
「最高に美味しいから」
「カレーは只でさえ美味いが」
「その中でも特に」
「だからな」
それでというのだ。
「食べよう」
「それじゃあね」
「皆でな、一人で食べるよりだ」
「皆でだね」
「食べた方が美味い」
こう言うのだった。
「我が王もそうしたお考えだ」
「常盤さんも」
「そうだ、だから皆で食べよう」
「それじゃあね」
こう話してだった。
「今から」
「では諸君行こう」
ウォズは彼の口調で応えた。
「これより食べる場所に」
「こちらです」
ペコリーヌが言ってだった。
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