第58話
[5/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
を滅茶苦茶にされてたまるか…!」
立ち上がる未来悟飯と未来トランクスにブラックは溜め息を吐いた。
「ふん、そのしぶとさだけは誇り高き戦闘民族に相応しいと認めてやろう。だが、この世界の惨状はお前達の行いが招いたことだ。」
「「何!?」」
「孫悟飯、そしてトランクスよ。お前達はタイムマシンで過去に行き、心臓の病で死ぬはずだった孫悟空を救ったな?」
「それがどうしたザマス!」
未来悟飯が叫ぶ。
確かに自分達はタイムマシンで過去に行き、心臓病で死ぬはずだった悟空に特効薬を渡して悟空が死なない歴史を作った。
「人間が時間移動をすることは大罪だ。お前達が孫悟空を生かさなければ私は孫悟空の肉体を得ることはなく、この世界は人造人間によって地球が滅ぶ程度で済んだのだ。」
「孫悟飯、トランクス!お前達は罪人だ。お前達の行いがこの惨状をもたらしたのだ!!」
ザマスとブラックが未来悟飯と未来トランクスを責める。
「ならお前達は…人造人間に怯えていつ死ぬかも分からない人々に黙って死を受け入れろと言いたいのか!?」
「そうだ、自らが作った人造人間に滅ぼされ絶滅する。それが地球人と言う愚かな人間共の運命だ」
未来トランクスの言葉にブラックが即答する。
2人は怒りながら気を高め、ブラックとザマスに突撃した。
「愚かな…ザマス、サポートをしろ」
「良かろう」
そんな2人を冷やかに見つめながらブラックとザマスは迎撃する。
一方、未来パン達の気を頼りにタイムマシンの近くに瞬間移動で現れ、悟空が急いで駆け寄る。
「ご、悟空お祖父ちゃん!?パパとトランクス君は!?」
「悟飯とトランクスが時間を稼いでくれてる。今からおめえ達を連れてオラ達の世界に戻る」
「そ、そんな…お養父さん!悟飯を見殺しにするんですか!?」
未来ビーデルが悟空の言葉に青ざめる。
「いや、悟飯達なら大丈夫だ…それにおめえ達が安全な場所にいた方があいつらも安心して闘える。それに考えがあるんだ。」
「考えですか?」
「ああ、オラが生まれるよりずっと昔、亀仙人のじっちゃんの師匠がとんでもねえ敵と闘ってたんだ。でもよ、じっちゃんの師匠はそいつに敵わなかった。だから電子ジャーに封印したんだ…」
「電子ジャーに封印…もしかしてピッコロ大魔王!?」
「?マイ、何でおめえがピッコロ大魔王のこと知ってんだ?」
「あっ!?えっと、小耳に挟んだだけです…」
「ふうん、とにかく不死身のザマスがいなけりゃあブラックも何とかなるかもしれねえんだ!パン、ビーデル…辛えかもしれねえが、今は堪えてくれ」
悟空の言葉に未来パンは唇を噛み締めながら頷いた。
大好きな父である未来悟飯と兄の
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ