第58話
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地球を元通りにすんだ」
悟空が倒したいのはあくまで息子夫婦と孫、そしてこの世界のチチ達を殺したブラックであり、この世界のザマスはブラックに利用されているだけと思っていたのだが、やはりどこの世界でもザマスはザマスであった。
「…ク…ククク…」
ザマスが笑いながら柱を抜くと傷が消えた。
「おめえ、セルやブウみてえなことが出来んのか…!?」
「残念だったな、ドラゴンボールは全て破壊した。私の願いを叶えた後にな…私はお前達よりも非力だ。そんなことは分かっている。しかし私はもう1人の私のように力と引き換えに神の能力を失うわけにはいかない。だから私は…不死身になったんだ」
「不死身か…ようするにブウみてえになったってことだろ?欠片も残さねえくらい粉微塵になっても元通りになれるんか?」
「出来る物ならやってみろ、人間風情が」
ザマスが指を動かすと見覚えのある布袋がザマスの手の中に。
「そいつは…オラの仙豆…!」
「便利だろう?神の力と言うのは」
仙豆を布袋ごと燃やして悟空達の回復を封じる。
「あ!何すんだおめえ!」
回復手段を失った悟空達。
そしてザマスもただ不死身の肉体に頼るような存在でもない。
「我々の計画は完璧だ。抜かりなどない、はっ!!」
そしてザマスは神通力による金縛りで悟空の動きを封じる。
「こ、こいつは…前に界王神様が悟飯に使った…!」
界王神が悟飯に使った金縛りである。
しかも界王神が使った物よりも遥かに強力で、悟空でも破れない。
そしてザマスは動けない無防備な悟空を蹴り飛ばす。
「神の力の前では人間の力など無意味に等しいことか分かったか?人間」
いくら実力は悟空が上でも防御さえ出来ない状態ではどうすることも出来ない。
ベジータも超サイヤ人ロゼのパワーに圧倒され、とうとう気の刃で胸を貫かれる。
「がは…っ!」
「はあっ!」
無防備になったベジータの腹に蹴りを入れると、ベジータが蹲る。
「ククク…この溢れるパワー、遂に私は手に入れたぞ。お前達が他の世界の人間だろうと関係ない。どの並行世界でも人間が生き残る未来などない。人間0計画は全ての並行世界で実行されるのだ。」
動けないベジータを蹴り上げるとベジータは気絶して通常状態に戻る。
「終わりだベジータ、安いプライドで死ぬ。貴様にはお似合いの最期だったな」
ブラックがとどめを刺そうとした瞬間、未来悟飯が神のオーラを纏い、潜在能力を解放してブラックを蹴り飛ばし、未来トランクスもまた超サイヤ人ゴッドに変身するとザマスの神通力に干渉して悟空の金縛りを解いた。
「悟空さん、大丈夫ですか!?」
「あ、ああ…すまねえ…」
「今のは
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