暁 〜小説投稿サイト〜
吸血鬼の真祖と魔王候補の転生者
第9話 節目と新たな関係
[9/9]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
たわ。

理由はもちろん、あの作品が好きだから。

付与したのは、自動体力回復魔法(オートリジェネ)・切れ味強化・耐久力強化・能力制限魔法(ステータスリミッター)

「ん?シルヴィアには正宗があるんじゃないか?」

「あんまり短刀から変化させたりしても眼につくから。余り使わなくて済むようによ。それに私・・・魔王が数回進化したりするの好きなのよね〜」

「?・・・あぁ、ようやく倒したのに・・・ってことか?」

「正解♪」

能力制限魔法(ステータスリミッター)の効果、それは私の全力に対して力の何割かが制限される。

このレクイエムの場合、どんなに頑張っても全力の2割しか出せないようにしている。

何故そんな事をするかって?常に余力を保つためと・・・・・・相手をおちょくるためよ♪

神様から貰った妖刀正宗にも付与したわ。

正宗で8割、妖刀正宗で全力で戦えるわ。

短刀は戦うためのものではないから除外よ。

「さて、お城が消えたと街の人にばれる前にとっとと移動しましょうか」

ダイオラマ魔法球をリュックに仕舞うと、それごとマントに収納。

いつもの格好に、新たにレクイエムを差せば準備は完了。

「さて、次はどこに向かう?」

「ん〜、正直どこでもいいかな〜」

「何だ、適当だな」

「ふふっ、だって」

そこで言葉を区切ると、右手でエヴァの左手を掴む。

指先が愛おしげに指輪を撫でる。

「エヴァと一緒なら、どこに行っても楽しいもの。でしょ?」

「そ、そうだな///」

言いながら赤くなるエヴァを可愛いなぁと抱き締めつつ、2人はのんびり歩きはじめる。

ずっとずっと2人で、歩き続ける。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ