第9話 節目と新たな関係
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たわ。
理由はもちろん、あの作品が好きだから。
付与したのは、自動体力回復魔法・切れ味強化・耐久力強化・能力制限魔法。
「ん?シルヴィアには正宗があるんじゃないか?」
「あんまり短刀から変化させたりしても眼につくから。余り使わなくて済むようによ。それに私・・・魔王が数回進化したりするの好きなのよね〜」
「?・・・あぁ、ようやく倒したのに・・・ってことか?」
「正解♪」
能力制限魔法の効果、それは私の全力に対して力の何割かが制限される。
このレクイエムの場合、どんなに頑張っても全力の2割しか出せないようにしている。
何故そんな事をするかって?常に余力を保つためと・・・・・・相手をおちょくるためよ♪
神様から貰った妖刀正宗にも付与したわ。
正宗で8割、妖刀正宗で全力で戦えるわ。
短刀は戦うためのものではないから除外よ。
「さて、お城が消えたと街の人にばれる前にとっとと移動しましょうか」
ダイオラマ魔法球をリュックに仕舞うと、それごとマントに収納。
いつもの格好に、新たにレクイエムを差せば準備は完了。
「さて、次はどこに向かう?」
「ん〜、正直どこでもいいかな〜」
「何だ、適当だな」
「ふふっ、だって」
そこで言葉を区切ると、右手でエヴァの左手を掴む。
指先が愛おしげに指輪を撫でる。
「エヴァと一緒なら、どこに行っても楽しいもの。でしょ?」
「そ、そうだな///」
言いながら赤くなるエヴァを可愛いなぁと抱き締めつつ、2人はのんびり歩きはじめる。
ずっとずっと2人で、歩き続ける。
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