第9話 節目と新たな関係
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リーン》・自動修復魔法・自動環境快適魔法・自動収納魔法と服装一式の付与魔法がコピーされた上に、魔力伝達効率強化・魔力集束効率強化・魔力拡散効率強化・耐久力強化・誤認強化と能力目白押しの夢の逸品ができたと言うわけ。」
「まぁ、今更やりすぎ云々言うつもりはないけどな。それより誤認強化とはなんだ?」
「装着者の意志で魔力を流せば、指輪を第三者から見えないようにすることも可能なの。それと装着者や指輪本体の魔力も隠蔽する事ができるわよ」
「魔力はともかく、なぜわざわざ指輪を隠すんだ?」
「虎穴に入らずんば虎児を得ず。でもこれって虎穴にフル武装で入っちゃダメとは言ってないのよね」
「・・・あぁ、なるほど」
さすがエヴァは阿吽の呼吸で分かったようだ。
「武器を取り上げて安心?と思った途端に叩きのめされるってオチをやってみたいのよね〜」
「くくくっ、えげつないな。まぁ、私達に楯突く相手に容赦は無用だからな」
まぁ、これら能力が無くとも大抵の相手なら身体能力だけで倒す事が出来るとは思うけど。念には念を入れてね。
どうせ倒すなら、息も絶え絶えになって倒すより、散々からかって弄んだあと一息に足でプチっと潰す感じが好きだもの。
あ、忘れるところだった。
「エヴァ、これも渡しておくわ」
そうしてマントから取り出したのは二振りのサーベル状の長剣。
「これは!」
抜いてみたエヴァの眼が見開かれる。
60cm程の細身で反りのある刀身自体は黒く輝く。先端10cmほどでは背の部分から刃に向かって更に尖っていき、刺突も出来るようになっている。
持ち手を守る覆い、護拳も広めにとった。
刀身から鍔、柄や護拳、鞘に至るまで全てミスリル製よ。
「銘は?」
「『魔双剣・クライスト』」
元ネタはBL○CK C○Tのセフ○リア・アー○スよ。彼女の剣そのまんま。でも刀身の根元は柄から真っ直ぐ。そこだけ違う。主に強度の問題でね。
特殊部隊をまとめる若きカリスマ。綺麗で有能なお姉さんは好きですか?もちろん大好きよ。
原作と違うのは、文字通りこちらは双剣ということかしら。
ちなみに付与されているのは、自動体力回復魔法・切れ味強化・耐久力強化よ。
次に私は、マントから自分の剣を出す。
『魔剣・レクイエム』
特徴的な翼を模した小さな鍔と、根元から先端にかけて真っ直ぐに細くなっていく、三角形の特徴的な刃。刀身はクライストと同じく細身で60cm程。
そう、某反逆の悪逆皇帝が最終話で仮面の男に貫かれたあの剣よ。
装飾はあれほど派手じゃなく、鍔も小さいけど間違いなくあの剣を再現でき
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