暁 〜小説投稿サイト〜
吸血鬼の真祖と魔王候補の転生者
第9話 節目と新たな関係
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の玩具の入手に困る事はなかったもの。付き合っていた子たちとそういったプレイもしていたわ。

でもこれは違う。

生身の、自分の身体で犯すことに、これほど快感を得られるとは思っていなかった。

まぁ、性感帯の塊を巨大化させているのだから、当然と言えば当然なのだけど。

けどここで誤算が1つ。

通常男性は達すると、放出と共に萎えたり冷静になるらしいわね。

でも女性の場合、体調や資質その他諸条件はあるけれど、いくら達したとしても、体力がある限り続けることも可能なのよ。

そこで私を考えてみる。

性別:女。色欲:いっぱい。体力:チートで無尽蔵。放出:愛液→両性具有の私=絶倫

・・・・・・・・・・気づいた時には、やり過ぎていた。

目の前には、汗と涎と、愛液に塗れ、体を痙攣させるエヴァ。

その足元には、処女を散らした証である鮮血が、シーツを染める。

普通の人間なら、ここで相手を労り、やめるなりするだろう。

しかし残念ながら、今ここに居るのは魔王候補の色欲狂いの元女帝なのだ。

今のエヴァの様子は、私の嗜虐欲を刺激する。

もっと愛したい。壊れるほどに抱きしめて、愛して、貪りたい。

そう本能が叫ぶ中、それでもなけなしの理性をかき集めて落ち着こうと思っている最中、彼女は口を開いた。

「いい・・・ぞ・・義姉様の・・・好きに・・・して」

私はゆっくりと視線を彼女に向ける

「まえ・・・にも、言ったろ?・・・義姉様・・の・・好きに・・・して・・・いいと・・・」

「・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・」

「義姉様・・・・の・・・好きに・・・使って・・もら・・うのが・・・私の・・・しあわせ・・・だから」

欲情に蕩けきった深紅の瞳は興奮で瞳孔が開ききっている。

嬌声を上げ続けた口は開かれ、かすかに涎を垂らしている。

そんな様子のエヴァの言葉で、私の頭の中で何かがぶつんと切れる音を聞いた。

エヴァに魔法を掛け、彼女も両性具有にする。

そのまま跨り、私の秘裂にあてがうと、耳元に唇を寄せる。

「私の初めてを、あなたに捧げるわ」

甘く囁けば、どこかでプシャッと大きな水音がするが気にしない。

私は微笑みながら、一気に腰を下ろした。





・・・・・・・・・・うん、今日も絶好調の暴走振りね。

互いに処女を散らした後、獣のように交わり合い、一息ついたところでまどろんでいた。

一息と言っても、お風呂から上がったのが体内時計で10時ごろ。外の様子からまだ朝の4時頃で、まどろんでいたのは1時間も経っていない。ということは・・・5時間ほどかしらね。

ちなみに2人とも両性具有は解除済み。

まぁ、暴走具合については、2人
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