第9話 節目と新たな関係
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ェルです。彼女は私が必ず守り、そして彼女に守られ、共に生きていきます。2人で必ず幸せになってみせます。どうか心安らかに、お眠りください)
先ほどと同じような、それでいて未来も含めた祈りを捧げる。
祈り伏せていた視線を上げると、同時にエヴァが一歩前に出た。
「父様、母様、紹介しよう。私の自慢の義姉兼恋人のシルヴィアだ。これから2人で共に、幸せに歩んで行く。だから安心して、眠っていてくれ」
そう言うとくるりとこちらを向くエヴァ。
あっ、と思った時にはすでに遅かった。
首に手を回し、唇を重ねるエヴァ。
両親の前で口づけ、という状況に内心苦笑しながら、それでも見せつけるのもいいかと抱きしめ返しキスを続ける。
その時、サァァッと木々がざわめき、夕方にしては暖かな風が2人を包んだ。
まるで私達を祝福しているかのように。
ちらりと視線を向けると、エヴァも微笑んでいた。
そうして2人は、少しの間幸せに浸っていた。
ぱちり・・・とまどろみから眼が覚める。
まず視線を向けたのは窓の外。
まだ暗く、どうやら寝過ごしたと言う事はなさそうで一安心。
と言っても、遠くの方がうっすらと明るくなり始めている。
あまり時間に余裕が有るとも思えない。
あの後私達は、エヴァの誕生日と言う事で豪勢な料理を作り、夕食を共にした。
そして魔法で用意したお風呂に入り、かつてエヴァが過ごしていた寝室へ。
・・・今日は私達にとって、結婚初夜に等しい記念日だ。
当然のごとく、ベッドの上ですることは1つ。
どちらからともなく抱きしめ合い、キス。
いつものように、否いつも以上に激しく、女同士の快楽を貪った。
・・・しかし今日はそれだけに留まらなかった。
魔法には、一時的に肉体の一部を変化させるものが存在する。
それを知った時、私は思いついてしまった。
女性の身体で最も敏感とされる、あの部分を大きくしたらどうなるかと。
まぁ、ざっくばらんに言ってしまえば、○核を巨大化させて、ふ○なりにしてしまおうってことよ。
女の子が大好きな女として、妄想の産物とは言え想像した事が無い訳が無い。
そんな訳で修業の合間に練習し、今日に間に合わせたと言うわけ。
まぁ、その時点で、エヴァに行為うんぬん以前に、恋人としての関係を断られることはないと思っている辺り私も大概ね。
そうして行ってみた感想はというと・・・すごいの一言だった。
事前に何度も達して朦朧としていたエヴァに突き刺した瞬間、頭の中が焼き切れ、ネジが数本飛んだ気がしたわ。
別に、犯す(無理矢理・ダメ・絶対)のが初めてというわけではないわ。
前世で言えば、その手
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