第四百八十六話 楽しい出会い〜まずはバーベキュー〜その十五
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「私達が見たこともない怪人というか幹部という存在は」
「いないよ」
「見たことないわ」
リノとミミも言ってきた。
「ジャーク将軍と四大隊長は」
「あとダスマダー大佐は」
「ダスマダー大佐はクライシス帝国の分身っていうけれど」
「この六人は」
「ああ、やっぱりそうなんだ」
常盤の叔父はその話を聞いて言った。
「彼等は出ていないんだ」
「そうなの」
ハツネは常盤の叔父に答えた。
「これが」
「そうなんだね」
「怪人達より遥かに強いけれど」
それでもというのだ。
「見たことはないわ」
「これまでスサノオは他の世界で幹部クラスは出していないんだ」
常盤の叔父はここでこのことを話した。
「デルザー軍団でもゼネラルシャドウは出していないし」
「それじゃあ」
「うん、この世界でも」
こうミサトに話した。
「やっぱりね」
「出してこないのね」
「出せる筈だけれど」
それでもというのだ。
「出してはこないね」
「そうなのね」
「きっと出したら」
幹部クラスの怪人達がだ。
「今は面白くないと思って」
「出さないの」
「そうじゃないかな」
「出ないならいいですが」
マヒルはファイルを読みつつ述べた。
「ですが」
「何時出て来てもね」
「戦える様にですね」
「心構えはしておいてね」
「わかりました」
常盤の叔父に確かな声で答えた。
「そうしておきます」
「そういうことでね」
「しかしこうして見ますと」
コッコロもファイルを読みつつ述べた。
「クライシス帝国もかなりの勢力ですね」
「数が多くてね」
「怪人の能力も高くて」
こうオーラに話した。
「強いですね」
「実際に強かったわ」
オーラもそうだと答えた。
「仮面ライダーブラックRX、南光太郎さんが強過ぎただけで」
「そうだったんですか」
「あの人の強さはとんでもなかったから」
「クライシス帝国でもですか」
「負けたのよ」
「若しその南さんでなかったら」
「わからないわ」
勝てたかどうかというのだ。
「その時はね」
「そうでしたか」
「そうした組織だったのよ」
「クライシス帝国は」
「このことも頭に入れておいてね」
「わかりました」
コッコロは読みつつ素直に頷いた。
「そうしていきます」
「そうしてね」
「というか」
ナナカが言ってきた。
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