第四百八十六話 楽しい出会い〜まずはバーベキュー〜その十四
[8]前話 [2]次話
「皆強いって」
「スサノオを倒した位だから」
「怪人だって一撃で数体倒せるよ」
「そう言ってたじゃない」
「聞いてないわよ!」
キャルはその二人に泣きそうな顔で言い返した。
「そんなこと!」
「言ってたわよ」
そのキャルにミヤコが言ってきた。
「誰だって出来る様になるとか」
「えっ、あれ?」
「そうよ、あんた忘れてたでしょ」
「そう言われたら」
「そう、だからね」
それでというのだ。
「皆驚いてないでしょ」
「そう言われたら」
ここでキャルは他の少女達を見た、見れば実際にライダー達の圧倒的な強さに驚いている者は自分だけだった。
そのことに気付いてだ、キャルは言った。
「私だけね」
「そうよ、そもそも何でいつも騒ぐのよ」
「キャルちゃんは怖がりなんですよ」
ペコリーヌが笑顔で言ってきた。
「甘えん坊さんで」
「そういえばそうですね」
「言われてみますと」
ヨリとアカリもその通りだと頷いた。
「幽霊にも驚きますし」
「誰にも」
「あと虫料理にも」
「蛙料理にも」
「虫?あんなの怖くないわよ」
オーラは平然としていた。
「食べるにしても」
「いえ、虫なのよ」
キャルはその平然としているオーラにも言った。
「嫌でしょ、怖いでしょ」
「怪人でも虫の能力備えているのもいるから」
「そうだね、そういえばだけれど」
ウールはここで気付いて話した。
「皆怪人のファイル読んでないね」
「ファイルですか?」
「うん、クライシス帝国の全ての怪人の能力と弱点か書かれたファイルなんだ」
自分の話に反応したペコリーヌに述べた。
「それもあるんだ」
「そうなんですか」
「それも読んでくれるかな」
こうペコリーヌに話した。
「敵のことを知ったらその分有利に戦えるしね」
「敵の強さを理解して戦えて弱点を攻撃出来る」
トモはそれが何故かと話した。
「それは大きいですね」
「うん、だからね」
それでというのだ。
「ここはね」
「ファイルもですね」
「読んでくれるかな」
「わかりました」
トモは笑顔で答えた、そしてだった。
戦士達は訓練だけでなくファイルも読んでいくことになった、すると実際に怪人達のことが多く罹れていて。
キョウカもだ、こう言った。
「凄くね」
「わかりやすくてだね」
「怪人達の弱点もわかって」
それでというのだ。
「いいわ」
「そう、だからね」
ウールはキョウカに微笑んで話した。
「よく読んでいってね」
「それじゃあ」
「しかし」
ハツネは読みつつ言った。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ