第56話
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こから始めないとだけどね、目指せモヤシ悟飯脱却」
悟飯の細くなった腕をつつきながら言う悟林に未来悟飯達が笑った。
「姉さん!」
「おっと、捕まえられるもんなら捕まえてみなよ!」
追いかけっこをする双子に全員が笑った。
やはりと言うべきかこの時代の悟飯は少年期の方が色々としっかりしていた部分があったためもあり、今の悟飯は悟林からはからかいの対象になっているようだ。
それでも本気で喧嘩しない辺り仲は良いのだろう。
「それじゃあバイバーイ」
「こらー!待て姉さん!くそーーーっ!!」
言いたい放題言われて逃げられたことに悪態を吐く悟飯。
「そう言えば悟飯君、未来の悟飯君達の見送りはしなくて良いの?」
「あ!?何時に帰るのか聞くのを忘れてた…」
ビーデルの言葉に悟飯は未来悟飯達が何時帰るのか聞くのを忘れていたことに気付いたのであった。
そしてカプセルコーポレーションに戻ると悟空とベジータが待っていた。
取り敢えず、精神と時の部屋で超サイヤ人ゴッドの力を完全に2人は物にしたこと、そして未来悟飯も未来トランクスも超サイヤ人ブルーにはなれなかったことを説明する。
「やはり地球人の血がブルーへの進化を妨げているのかもしれんな」
「でも超サイヤ人ゴッドになれりゃあ充分だろ」
超サイヤ人ゴッドのパワーも充分強力なので、余程の相手でない限りは勝てるはずだ。
悟空達にもブラックの件で進展があったらしく、ブラックの正体は第10宇宙の界王で界王神見習いのザマスであり、超ドラゴンボールで悟空の体を取り替えたらしい。
ブラックは第10宇宙の界王神を殺して界王神の証であるポタラを奪って未来トランクス達の世界に来たのだ。
確かに未来トランクス達の世界は未来悟飯や未来トランクスしか戦士がおらず、ビルスもいないので他の歴史よりも支配が容易だったのかもしれない。
「やれやれ、姑息と言うか何と言うか…と言うか、そんな危険な奴を弟子にしてた第10宇宙の界王神様もどうかしてるよ」
「まあ、そう言うなって、第10宇宙の界王神様だってこうなるとは思わなかったんだろ?」
「まあ、界王神様じゃ界王様に不覚を取るのは仕方ないか…」
「い、一応界王神は界王よりも高位の神なのですが…」
「まあ、無理もないよね第7宇宙の界王神がこんな間抜けじゃ」
落ち込む界王神を放置して話を進めていたのだが、悟空にあることを頼まれたのだ。
「なあ、悟林。全ちゃんと友達になってくれよ」
「全ちゃん?」
「全王様のことだ…本当に何て渾名を付けるんだ…」
全ちゃんは悟空が全王に付けた渾名であり、何でも全王に友達を紹介すると言ってしまったのだとか。
「それで私に…
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