第55話
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限らない…俺はあの人に気持ちを伝えられなかった…後悔だけはしないでくれ」
「分かったよ…」
別次元の同一人物同士の会話はここで終わるが、トランクスの表情は次の日には少し変わっていたのだった。
半年間の精神と時の部屋での修行は一応順調と言えた。
未来トランクスは相変わらず超サイヤ人ブルーにはなれないものの、超サイヤ人ゴッドを完全に物にした。
未来悟飯もまた超サイヤ人ゴッドを超える力を万全に扱えるようになり、悟天とトランクスもまた大きく成長している。
「(悟天とトランクス君は未来に連れていくつもりはないけど、万が一のために鍛えておいて良かった)」
修行の最中にゴテンクスは少しだけ超サイヤ人3の限界を超えて超サイヤ人ゴッドに肉薄する強さを見せた。
尤もフュージョンで基本戦闘力が大幅に向上しているのが大きいのかもしれないが、もし何かあってもこれなら何とか自分達が来るまで持ちこたえられるかもしれない。
そう思っていたところに悟天が声を上げた。
「そうだ、兄ちゃん達フュージョンしてみない!?」
「フュージョン?ああ、君達が合体する時のポーズか……(出来れば遠慮したいけど、この目は…)」
「お兄ちゃんや悟飯さんなら絶対凄いと思う!」
強い兄達のフュージョンが見たいと言う気持ちが込められた視線に未来トランクスは断れない。
最後の希望として未来悟飯を振り返ると、何やら真剣に悩んでいた。
「俺とトランクスがフュージョンするとなると名前はゴハンクスか?それともトランハンか?フュージョンした後のポーズを考えるべきか…」
「(乗り気だ…!)」
「(やっぱりどこの世界でも悟飯は悟飯だ)よし、カプセルコーポレーションに行こう」
性格は違えど、微妙なセンスは同じなのだと理解した悟林は取り敢えずさっさと部屋を出てカプセルコーポレーションに向かおうとしたのだが。
「…と、その前に姉さん。こっちの俺に会ってきて良いかい?」
「別に構わないよ」
カプセルコーポレーションに向かう前に悟飯一家が暮らす豪邸に向かうのであった。
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