第45話 =少女=
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が――透けて見えたらしいんです」
「ま、マジですか…?」
「あくまでも噂、ですがね…では、私はここで」
「え…あ、はい。またこんど」
どうやらコラルにすでについていたらしく、ニシダさんは自分のホームに設定してある宿へと帰っていた。ここで少しまてばまた準備の終えたニシダさんが出てくると思うが、早く帰らないとあの4人が怖いのでそのまま市場の方向へと向かう。ここでは朝にプレイヤーが露店を出していてそれが結構な量あるのでどこぞの市場のようになっている。
話のネタをありがとう…と心の中で感謝しながら足を動かしていると市場につくが、今日はいつもよりか店数は少なかった。
「えっと…」と、頼まれたものをどんどん買っていきモンスターを狩って手に入る数少ない俺の小遣いでついでに新たな小説なんかを買っていく。いま俺が熱中して呼んでいるのは「ソード○ート・オ○ライ○」というシリーズだ。
「…これでいいか、な」
俺が買ったのはこの世界でよく食べられている一般的な野菜系のものと肉系のもの、あとはミルク系だな。今日はどうやら新刊がまだ出てないらしいので小説は買えなかった。
そして帰り道、行きとは違い誰にも会うことなく家へとついてしまい朝木にぶつかったこととかはなんだったんだと思い出し危うくテンションが沈みかけた…いや、寝てないからすでに下がってるけど。
「ただいまっと」
「おかえりー」
サチの出迎えに返事をしながら冷蔵庫&冷凍庫として活用しているアイテムボックスに今日買ってきた食材を全部放り込む。放り込むっていってもメニュー開いて移動するだけだけど…。
「…俺寝るから昼、起こして〜」
「生活リズム崩れるよ?」
睡眠をとらなきゃ俺がいろんな意味で死ぬ…ということでベッドへ直行し毛布へもぐると急激に眠気が襲ってくるのでそれに逆らわずに俺は目を閉じる。
そして数時間後…
「起きろーーーー!!」
「…んな!?」
何故かしらベッドの上から吹き飛ばされその衝撃によって俺は目を覚まし、寝ぼけ眼で見たのはメイスを構えているリズの姿が…。起こし方荒すぎるでしょ…ソードスキルをぶつけないでください…
「あんたが起きないのがいけないんでしょ」
正しすぎて何にも言えない。
「…もう皆ご飯食べてるから行くわよ」
「おう」
そのままリズの後ろについていきいわゆるダイニングまで行くと皆がいつか食べたハン○ーガー風サンドイッチをパクパクと食べていて俺も同じようにサンドイッチがいくつも乗っている皿に手を伸ばす。
「……ぁむ…ぁむ…」
やっぱりこれハン○ーガーだよな。
「…そういえば、噂なんだけどさ」
と今朝ニ
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