第54話
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この場にいるウイスとビルスを除いた全員が宙を舞いながら人は舞空術を使わなくてもあっさりと空を飛べるんだと言う現実逃避に似た心境を味わっていた。
少し前にウイスによって呼ばれた界王神がビルスの前に来るとビルスが尋ねる。
「おい、界王神。お前…バビディの件で死にかけたって本当か?」
それを聞かれた界王神は不思議そうにしながらも頷いた。
「はい、危ないところでしたが、悟林さん達に助けられました…」
「何やってるんだお前はーーーーっ!!!!」
あっさりと肯定したことでビルスの怒りが限界突破を果たし、気を解放したことでウイスを除いた全員が余波で吹き飛んだ。
「これは昔、太陽を3個壊した時と同じくらいキレてますね。いやはや、今の界王神様は凄いですね、破壊神の理性を吹き飛ばすなんて」
「ちょっとウイスさん!このままだとカプセルコーポレーションが吹き飛ぶから何とかして!!」
「美味しい物を食べられなくなるのは困りますしね。」
悟林の叫びにウイスはビルスに近付いて首に手刀を叩き込んで気絶させる。
ビルスが気絶したことで何とか全員地面に着地することが出来た。
「し、死ぬかと思ったわ…」
特にこの中では最も耐久力が低いブルマが息を荒くしながら言う。
吹き飛ばされたピラフ一味は壁にめり込んでいるが、トランクスと悟林、悟天が救出した。
ピラフ一味の中にマイを見た未来トランクスは安堵の息を吐いた。
「(この時代でもマイはいたのか、悟林さんがいるから多分俺達みたいな関係にはならないかもしれないけど、仲良くしてもらいたいな……マイやビーデルさん達は大丈夫かな?)」
この時代に来る際にマイとビーデル達は地下の秘密基地に隠れさせているが、ブラックが相手では時間の問題であろう。
とにかく未来トランクスと未来悟飯は服を借りて6時の夕食にレストランに向かうことになった。
「この!馬鹿が!何自分から危険な場所に行ってるんだ!界王神としての自覚が足りなさ過ぎるだろ!」
「ぎゃああああっ!わ、私!何かしましたか!?止めて下さいーーーっ!!!」
カプセルコーポレーションが無くなると食事が出来なくなるので仕方なくお尻ペンペンで妥協したビルスが界王神の尻を叩いていた。
因みにどうやら本当に界王神と破壊神の命の繋がりについて知らなかったようである。
そして6時の夕食、サイヤ人が大半を占めるために凄まじい勢いで料理が減っていく。
「ぷはー、やっぱりここの料理は美味しい!」
「特に今日は孫君のとこの野菜をふんだんに使ってるからね、孫君達の作った野菜は本当に美味しいわ」
悟林がスープを飲み終えるとブルマが料理に使われている野菜がパオズ山の畑で採れた野菜を使ってくれて
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