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いた振りかもしれなかった。ずーと続けて、昂君が声を掛けて来るのを待っていたのだ。
しばらくしたら、昂君が私の両手をバイザイの形にしてきて、私の上に被さってきた。なによー、この形・・
「ごめん もう 泣いた振り止めろよ」
わかってたんだ、コイツ 私は、そのままの恰好で、泣きやんだんだけど・・
「真珠のこと 好きだよ だから・・」と、顔を真上に近づけて・・そして、直ぐに離れていった。
私は、頭 真っ白になって エェー 何 今の・・ 何て言った? ・・・??? 私、しばらく、そのままの恰好で動けなかった。
昂君は、もう、普通に問題集に取り掛かっていた。私は、何よー と、思ったが、そのまま、私も問題集に取り掛かったが、考えてしまって、全然頭に入ってこないぃ・・。何なんだコイツは・・。又、からかわれたのか・・それとも・・ずるい・・。又、やりこめられてしまった。
ふたりが帰るよってなった時、私は、昂君に
「昂さっきのって・・」って、聞いたんだけど、知らんぷりされた。「クソー」・・
「真珠ちゃん 明日も、来るね よろしくー わかった? 昂」と翠ちゃんが言って居たけど
「俺 明日は 蘭ちゃんに呼ばれているから・・」と、昂君は返事していたけど、私は、
「嫌」と、咄嗟に、声を出したつもりだったけど、声が小さかったかもしれない。だけど、昂君は私の顔をみつめていて、そのまま何にも言わないで帰って行った。
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