第四百八十六話 楽しい出会い〜まずはバーベキュー〜その四
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「宜しくね」
「はじめまして」
「そしてこの娘も」
黒い尻尾と髪の毛で黒いミニスカートの服に神経質そうな少女もいて紹介した。
「キャルっていってね」
「何か心配だから来たけれど」
キャルも言った。
「お話は終わったの?」
「ああ、全部話したぜ」
「ライダーの人達の話も聞いたぜ」
イカッチとチャーリーはキャルに答えた。
「凄い人生だぜこの人達」
「創設そのものでな」
「王様になろうとしたりな」
「今も目指してるな」
「王様?この世界にもいるの」
「うん、いるよ」
常盤はキャルに笑顔で答えた。
「それで俺もなるんだ」
「そうなのね」
「日本は王様ならいいしね」
こうも話した。
「天皇陛下なら兎も角」
「それは絶対に無理だからな」
明光院もそこは言った。
「お前もわかっているな」
「皇室の方々は違うからね」
「だからな、しかし王様もだ」
これもというのだ。
「いい加減わかれ」
「わかれって」
「なれるか」
絶対にというのだ。
「一体何の王様になるんだ」
「だから心がね」
「そして仮面ライダーのか」
「つまり人間のね、王様って心がね」
これがというのだ。
「なるものだしね」
「それはそうだな」
「だからね」
それでとだ、常盤は明光院にさらに言った。
「俺は王様を目指すよ」
「まだそんなことを言うか」
「これからもね」
「やれやれだな、しかしだ」
明光院はさらに言った。
「とりあえずだ」
「うん、これからだね」
「どうするかだが」
「それはもう決まってるね」
常盤の返事はあっさりしたものだった。
「ユウキ達の世界に行って戦うことだよ」
「そういうことか」
「うん、もうね」
それこそというのだ。
「選択肢は他にないよ」
「戦うしかだな」
「そう、だからね」
「これから行くか」
「そうしよう、そして」
「スサノオと戦うか」
「ユウキ達の世界でもね」
常盤の返事のあっさりした感じは変わらなかった、そうしてだった。
戦士達のやるべきことは決まった、だがここでキャルは常盤の叔父が出してくれたお菓子を食べて言った。
「このお菓子凄く美味しいわね」
「そうですね」
コッコロも食べつつ頷いた。
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