第四百八十六話 楽しい出会い〜まずはバーベキュー〜その三
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「今はね」
「じゃあおじさんも呼んで」
「メールをしておいた」
明光院も言ってきた。
「ウォズとウールとオーラにな」
「そうなの」
「全員すぐ来ると言っている」
「じゃあ今から」
「話を聞こう」
「それじゃあね」
こうしてだった。
ライダー達は集まり三人実質的にはイカッチとチャーリーの話を聞いた。この時ライダー達も自分達のことを話したが。
話が終わってからだ、イカッチはコーヒーを飲みつつ言った。
「それはまたな」
「あんた達も大変だったな」
チャーリーもコーヒーを飲みつつ言う。
「スサノオとずっと戦ってるなんてな」
「あんな訳のわからねえ奴とな」
「本当に大変だな」
「俺達以上だな」
「それ程でもありません」
ウォズは微笑み述べた。
「これといって」
「そうか?」
「聞いてるとかなりだけれどな」
「慣れますので」
だからだというのだ。
「然程でも」
「そうなんだな」
「何でも慣れるんだな」
イカッチもチャーリーも納得した。
「そういうものなんだな」
「まあ俺達も今の暮らしに慣れてるしな」
「適当にな」
「適当に働いて適当に生きる」
「そうした生活にな」
「その生活は駄目でしょ」
オーラは即座に突っ込みを入れた。
「適当なのは」
「いや、俺実家が店だからな」
「俺その手伝いなんだよ」
イカッチが言ってチャーリーが続いた。
「そこで働いてるからな」
「何とかやっていってるんだよ」
「主に兄貴のお母さんが経営してて」
「手伝わないと怒られるけれどな」
「怒られるのは駄目だろ」
それはとだ、オーラはまた言った。
「何か貴方達見ていたら適当な人だってわかるわ」
「そうだね」
ウールも同意して頷いた。
「この人達ってね」
「そうした人達だよね」
「どう見てもね」
「悪い人じゃないけれどね」
「そのことはわかるけれどね」
「はっきり言ってね」
「悪い人達じゃないよ」
ユウキは笑ってこう言った。
「だから安心して」
「まあそのことはね」
「僕達もわかるし」
「だからね」
「心配はしていないわ」
オーラもウールもそう答えた、そして。
常盤の叔父が店の鐘が鳴ったのでいったん店に出て一人の小柄で薄紫の短めの髪の毛を持っている楚々とした顔立ちと服装の尖った耳の少女を連れて来て言った。
「この娘も他の世界から来たらしいよ」
「コッコロです」
少女は自ら名乗った。
「ユウキ様にお仕えしています」
「同じパーティーなんだ」
ユウキは微笑んで紹介した。
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