第53話
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「何と…まぁ…」
「えーっと、ウイスさん。一体どうしたのビルス様?」
別に仲良しと言う訳でもないのに何故ビルスはこんなに怒っているのだろうか?
「界王神様と破壊神様はセットなんです。界王神様が死ねば破壊神も死んでしまう。そう言った関係なんですよ…恐らく、悟飯さん達の世界の破壊神は…もう存在しないのでしょう。」
未来悟飯達の世界の界王神が殺されたことでビルスも死んでしまっている。
つまり今は誰もブラックを止めることが出来ないと言うことだ。
「……ビルス様と界王神様がそんな関係だったなんて……あれ?あの、ビルス様…界王神様と破壊神様の関係って当たり前のことなんだよね?」
「当たり前だ!界王神なら知ってて当然のことだ!」
「当然……あれ、でもあの人ってバビディの件で死にかけてなかったっけ」
「何ぃっ!?どういうことだ!?」
取り敢えずブウのことを上手く隠しながら界王神が死にかけたことを言うとビルスは怒りに震える。
「あ、あいつ…何やってるんだ…弱虫の癖に…!」
「なあ、ビルス様…もしかして界王神様、ビルス様と命が繋がってるの知らねえんじゃねえか?」
悟空が最悪の予想を言う。
普通ならあり得ないと一蹴するところだが…。
「あり得るな…だから、あいつはわざわざ自分から危険な場所に飛び込んだんだろうぜ」
「なん…だ…と…っ!?」
ベジータも同意したことでビルスは自分の命がギリギリのところだったことを知らされて絶句する。
するとビルスの体から禍々しいオーラが迸るのであった。
「ウイス」
「はい」
「今すぐ……今すぐ…あのバ界王神を呼んでこい…!」
「はい、ただいま」
ぶちギレているビルスを見て悟林達はゆっくりとビルスを刺激しないように距離を取るのであった。
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